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サービス情報 公開日:2025.04.24

母の日・父の日商戦に向けて!検索データから読み解くユーザー動向

Yahoo!広告 検索広告

2025年の「母の日」と「父の日」は5月11日(日)と6月15日(日)。ゴールデンウイークが始まる4月下旬より、徐々に興味関心が高まるこれらのイベントについて、広告施策に活用できる2024年のYahoo!検索のデータを踏まえたユーザー動向を紹介します。

目次

いつ頃から検索される?

「母の日」「父の日」と「母の日 プレゼント」「父の日 プレゼント」のキーワードを例にあげ、2024年4月~6月の検索動向を見ていきます。

  • これ以降の数値は全てDS.INSIGHTにて抽出

キーワード「母の日」「父の日」:日別検索数の推移

  • 2つのキーワードの検索ボリューム(Yahoo!検索の数値をもとに日本のインターネット人口に合わせた推計値)をもとにグラフ化

キーワード「母の日」「父の日」はともに、イベントの約1カ月前あたりから検索数が増えはじめ、イベント当日が最も多くなっています。ただし、母の日の方が当日の検索数が多く、注目度が高いことが分かります。


両キーワードの検索傾向の違いとしては、「父の日」の検索数は母の日当日と父の日の2週間前、1週間前、当日とわかりやすく検索数が増加するタイミングがあることです。後述する検索キーワードにも表れていますが、母の日当日の増加については、そのタイミングで「父の日」を想起し、同時に父の日がいつであるか、何を贈るかを検索するユーザーが増加すると予想できます。また検索のピークが分散しているのは、母の日と異なり、それまではあまり意識していなかった父の日について日を追うごとに気になって検索するユーザーが増加するとも考えられます。


このように父の日関連の検索については、母の日と異なる検索数の波があることを心に留めておくとよいでしょう。
 

キーワード「母の日 プレゼント」「父の日 プレゼント」:日別検索数の推移

  • 2つのキーワードの検索ボリューム(Yahoo!検索の数値をもとに日本のインターネット人口に合わせた推計値)をもとにグラフ化

キーワード「母の日 プレゼント」「父の日 プレゼント」は前述したキーワード「母の日」「父の日」と同様の検索数の波を描いています。一方で、イベント当日の検索数について「母の日」「父の日」の検索数ほどの差がないことが分かります。

 

どちらのイベントについても、当日にプレゼントについて検索するユーザーが一番多いことを踏まえて、どのようなクリエイティブが効果的かを検討するのがよさそうです。

どんなキーワードが検索される?

母の日

2024年4月・5月に検索された「母の日」を含むキーワード:上位20

  • 2024年4・5月に検索された「母の日」関連のキーワード(共通のものは背景白)。
    ただし、「母の日×(ブランド名)」などの固有名詞と母の日の掛け合わせキーワードを除く

2024年4月と5月に検索された母の日関連のキーワード上位20を見ると、両月で検索されているキーワードはあまり変わらないといえます。ただ、4月の検索キーワードは5月の検索キーワードよりも、母の日が「いつ」なのかを検索しているキーワードが目立ちます。

 

また、両月ともに母の日と同時に父の日がいつなのかを検索しているキーワードがランクインしていることから、このユーザー心理を踏まえて、母の日のタイミングで父の日についても同時に訴求する施策も有効といえるでしょう。

 

2024年5月に検索された「母の日」関連の特徴的なキーワード

「花」に関連するキーワード:上位20
  • 「母の日」に加えて「花」関連の言葉が含まれる検索キーワード。ただし、固有名詞との掛け合わせキーワードを除く

母の日のプレゼントとして定番ともいえる「花」に着目して検索キーワードを抽出したところ、「カーネーション」「あじさい(紫陽花)」「バラ」といった定番の花の名前での検索だけではなく、鉢植えや花束、その花を贈る意味など、幅広い内容で検索されています。さまざまなスタイルで花を贈ろうとしているユーザーがいることを意識しておくことが重要です。

ちなみに、前述のランキングでキーワードに含まれていた「カーネーション」「あじさい」「バラ」の単体キーワードの2024年5月の検索数は、いずれも約2倍以上に増加しています。この3つの花を比較すると、特に「カーネーション」への注目度が高まっています。

「花」に関連するキーワードの検索数の比較
  • 各キーワードの2024年4月の検索数を1とし、2024年5月の検索数と比較

父の日

2024年5月・6月に検索された「父の日」を含むキーワード:上位20

  • 2024年5・6月に検索された「父の日」関連のキーワード(共通のものは背景白)。
    ただし、「父の日×(ブランド名)」などの固有名詞と母の日の掛け合わせキーワードを除く

2024年5月と6月に検索された父の日関連のキーワード上位20を見ると、検索されているキーワードはほぼ同じです。前述した母の日の検索キーワード以上に、「父の日がいつか」を調べているユーザーが多いことが分かります。これは母の日に比べて、父の日の認知度が低いことが表れているといえるでしょう。

 

父の日関連のサービスや商品を打ち出すときには、同時にイベントがいつなのかをわかりやすく明示することが得策といえそうです。

2024年5月に検索された「父の日」関連の特徴的なキーワード

プレゼントの内容に関連するキーワード:上位20
  • 「父の日」に加えてプレゼント関連の言葉が含まれる検索キーワード。ただし、固有名詞との掛け合わせキーワードを除く

父の日のプレゼントについては、母の日と異なりこれといった定番がないためか、実にさまざまなギフト商品が検索されています。その中でもビールやウイスキー、日本酒などのお酒に関するものが多いようです。検索されているキーワードを参考にして、新たなギフト提案をしてもよいかもしれません。

どんなユーザーが検索している?

キーワード「母の日」「父の日」:性年代別比較

2024年5月に「母の日」「父の日」を検索したユーザーについて、その男女割合を見たところ、「母の日」の検索割合がほぼ半々でした。一方で、「父の日」は6割が女性という結果となり、女性の方が父の日関連の検索に積極的であることが分かります。


また、年代別での傾向をみると、いずれのキーワードもインターネット利用人口と比較して、30代と40代の検索割合が高くなっています。この年代が自身の両親へのプレゼントを探すために、前述のキーワードランキングにあるような「母の日 プレゼント 70代」「父の日 プレゼント 70代」というキーワードで検索していると予想できます。検索しているユーザーの傾向やボリュームゾーンを加味して広告施策を考えてみることが大事です。

「母の日」「父の日」の検索前後に何が検索される?

最後に、「母の日」「父の日」というキーワードを検索していたユーザーが、その前後にどのようなキーワードを検索しているのかを見ていきます。
 

「母の日」を検索した人の時系列キーワード
  • 期間:2024/01/01〜2024/12/31
    「重複ボリューム」とは、入力キーワードと出力キーワードの両方を検索している人数のこと

「母の日」を検索する前には「父の日 母の日」という両方の言葉で検索するユーザーがいますが、「母の日」に関する一定の検索を終えた後は、「父の日」関連の検索に移行していることが分かります。

「父の日」を検索した人の時系列キーワード
  • 期間:2024/01/01〜2024/12/31
    「重複ボリューム」とは、入力キーワードと出力キーワードの両方を検索している人数のこと

また「父の日」を検索した人の時系列キーワードマップをみても、「父の日」の検索の前には「母の日」関連の検索が多いことが読み取れます。そのため、これら2つのイベントで自社サービスや商品の販売促進等をする場合には、タイミングも含めて関連付けて検討することが重要だといえるでしょう。

DS.INSIGHTとは

LINEヤフーのビッグデータをブラウザー上で調査・分析できるツールで、主に検索データをもとに生活者の興味関心を可視化する機能です。今回の検索キーワード傾向は、このツールを使って抽出しています。ご利用には別途契約が必要ですが、今なら7日間の無料トライアルを実施していますので、ぜひお試しください。


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母の日・父の日商戦に向けてYahoo!広告 検索広告の活用を!

「母の日」「父の日」に関心を寄せているユーザーに対して、関連する自社サービスや商品を訴求する場合におすすめなのが、Yahoo!広告 検索広告。Yahoo! JAPANでの検索キーワードに応じて、検索結果ページに広告が配信できるため、今この瞬間に「母の日」「父の日」について検索している顕在化したユーザーにタイミングを逃さずアプローチすることが可能です。


母の日・父の日商戦はまさにこれからが本番。今回紹介した検索傾向を踏まえて、Yahoo!広告を活用して興味関心が高いユーザーに自社のサービスや商品を訴求しましょう。

 

 

Yahoo!広告では、さまざまなビジネスの広告施策に活用いただける「販促カレンダー」を用意しています。

今回ご紹介した「母の日」「父の日」に加えて、毎月の主要イベントにおけるユーザーの検索動向も確認いただけます。
ぜひダウンロードしてご活用ください。


 

  • 1 インターネット利用人口:2023年の通信利用動向調査をもとに算出した、全国のインターネット利用者数

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