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ガイドライン・広告品質 公開日:2022.12.19

DoubleVerify導入後|ヤフーが検知している無効トラフィックとは

Yahoo!広告

2022年12月19日、ヤフーはすべての皆様に安心してヤフーのサービスをご利用いただけるよう、その取り組み内容を紹介した、広告サービス品質に関する透明性レポートの最新版を公開しました。レポートでは「広告の審査」「広告掲載面の審査」「広告トラフィックの審査」の3つの観点で取り組みを紹介しています。本稿ではそのうちの1つ、「広告トラフィックの審査」について取り上げ、ヤフーが検知しているYahoo!広告の無効トラフィック (IVT: Invalid Traffic)について、より詳しくご説明します。

広告トラフィックの審査

ヤフーでは以前より広告配信ネットワーク全体のモニタリングを24時間体制で実施しています。これにより、広告トラフィックの品質を管理し、無効トラフィックの排除を実現しています。

また、アドフラウド対策などのさらなる強化のため、DoubleVerify(以下、ダブルベリファイ)と契約締結し、Pre-bid(広告配信前制御)機能を導入。2021年12月より、Yahoo!広告のすべてのトラフィックで、ヤフー独自の技術による不正検知に加え、グローバル水準の技術による不正有無の判定が可能となりました。

無効なトラフィックとは?

広告トラフィックの審査により検知されている無効なトラフィックには、既知のデータセンタートラフィックや検索エンジンのクローラー等、識別が容易な一般的な無効トラフィック(GIVT: General Invalid Traffic)と、人によるトラフィックであるかのように偽装し不正に広告費を詐取する「アドフラウド」を含む悪意のある無効トラフィック(SIVT:Sophisticated Invalid Traffic)の2種類があります。

無効なトラフィックの発生割合について

広告サービス品質に関する透明性レポート(2022年12月19日公開)でも紹介した通り、2022年上半期においてYahoo!広告 ディスプレイ広告で検知した無効なトラフィックは1.4%でした。このうち、ダブルベリファイ のPre-bid機能で検知された無効トラフィックの内訳を見ると、その割合はGIVTが約95%、SIVTが約5%と、ほとんどがGIVTという結果でした。

検知している無効トラフィック例

前述のようにGIVTとSIVTの2種類の無効なトラフィックがありますが、それぞれ検知している無効なトラフィック例をご紹介します。

GIVTの例

データセンターからのトラフィック

既知のデータセンター内のサーバにあるIPアドレスからのアクセスなど、主に人以外から発生するトラフィックのこと。例えば、あるインターネットサービスが定期的にサイトAにアクセスして、サイト上の情報を取得するような設定がされている場合、サイトAにはデータセンターからのトラフィックが定期的に発生する可能性があります。

詐欺目的ではない無効トラフィック

上記データセンターからのトラフィック以外の、人によるものではないトラフィック全般のこと。例えば、検索エンジンのクローラーのように、検索順位を決めるための要素をサイトから収集するためのトラフィックなどが該当します。

SIVTの例

ボット詐欺

ユーザーに見せかけたボットプログラムによって、インプレッションやクリックを起こす手法のことです。

ハイジャックされたデバイス

ユーザーには分からない形でパソコンやスマホ等のデバイスが乗っ取られ、ユーザーの意図とは関係なく不正なウェブページが読み込まれたり、アプリがダウンロードされたりする手法のこと。デバイス自体は実際のユーザーが使用している正当なものであるため、検知しづらいよう偽装されています。

サイト詐欺

広告が表示される実際のURLを正当なサイトであるかのように偽装するドメインスプーフィング(なりすまし)のほか、実際には広告が表示されていないにもかかわらず、表示されたとしてカウントする隠し広告やボットトラフィック等が仕込まれている疑いのあるサイト上でトラフィックを発生させる手法のことです。

アプリ詐欺

ドメインスプーフィングや隠し広告、ボットトラフィック等が仕込まれている疑いのあるアプリ上でトラフィックを発生させる手法のことです。


このように、ヤフーではさまざまな種類の無効トラフィックを検知しています。

安全な配信面の提供に向けて

ヤフーではPre-bid導入以前より、独自技術によって無効トラフィックを検知し排除していました。これに加えてPre-bid導入後には、2重の盾にて検知・排除を実施しており、より安全性の高い広告配信環境を構築しています。

今後もより高い精度で安心安全な配信面を提供するために尽力してまいります。

なお、広告トラフィックの審査に加えて、ヤフーの「広告の審査」「広告掲載面の審査」の概要については、以下より広告サービス品質に関する透明性レポートをダウンロードしてご覧ください。

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※関連プレスリリース
ヤフー、DoubleVerifyと連携しアドフラウド排除とブランドセーフティ確保を 強化するリアルタイム不正解析機能を導入開始
(2021年12月2日配信)

文責:中井 美絵(ヤフー株式会社)

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