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【スマートターゲティング】ターゲティングの最適化で広告効果を最大に

2024.02.29 Yahoo!広告 お知らせ

昨今、個人情報保護の観点から、サードパーティーデータの規制が強化され、サイトリターゲティングでの広告配信は縮小傾向にあります。今後、個人情報を適切に保護しつつ、高い広告効果を発揮するためには、ファーストパーティーデータを活用した広告配信がより重要となると考えられます。

 

このような背景のもと、2024年2月28日に有効な打ち手の一つとして Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)で提供を開始したのが、「スマートターゲティング」です。これは、最適化されたターゲティングでこれまで獲得できていなかった見込みユーザー層に広告を配信し、広告効果の改善や拡大が期待できる機能です。

スマートターゲティングで実現可能なこと

これまでも、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)においては、広告をどのような条件のユーザーや掲載面に配信するか、広告主自身がターゲット(配信対象)を設定することができました。その一方で、ターゲティング設定には、大きく2つの課題がありました。

 

1つは設定したターゲティング範囲外の潜在的なコンバージョンの機会損失の可能性です。もう1つは、細かいターゲティング設定を手動で行うことでの運用工数の過多です。これら2つの課題を解決すべくリリースされたのが、スマートターゲティングです。

 

スマートターゲティングを利用することで、これまで獲得できていなかったコンバージョン見込みユーザー層への広告配信が可能になります。また、ターゲティングが広範囲にわたる場合、配信する対象をより適切に絞りこんで広告配信ができるようになります。

 

例えば、「30代男性ユーザー層」をターゲティングした広告グループの場合、スマートターゲティングを利用することで、30代男性ユーザー層の中でよりコンバージョンに至る可能性の高いユーザー層に広告が配信されるように最適化されます。

 

また、仮にオーディエンスリストで「ウェブサイト訪問ユーザー層」を設定し、かつ「30代男性ユーザー層」をターゲティングした広告グループの場合には、オーディエンスリストで指定した範囲を超えて、30代男性ユーザー層の中でコンバージョンに至る可能性の高いユーザー層に広告が配信されるようになります。

 

スマートターゲティング利用時の配信イメージ

このように広告配信時のさまざまな情報をもとに、コンバージョンに至る可能性が高いユーザー層に優先的に配信が配信されるようになるため、これまで逃していたかもしれないコンバージョン見込みユーザー層が獲得できるなど、配信効果を最大化できる可能性が高くなります。
 
さらに、スマートターゲティングの利用により、システムが自動でターゲティングを最適化するため、細かいターゲティング設定を行う負担が軽減されます。これにより、広告配信の最適化と広告運用の効率化が同時に実現できます。

 

スマートターゲティング利用の効果

ここからは、薬品・医療用品メーカーの活用事例を紹介します。

 

課題となっていたコンバージョン数(以下、CV)の伸長の鈍化を解決するため、スマートターゲティングを実施。設定していた目標コンバージョン単価(以下、CPA)を維持しながら、コンバージョンをできるだけ多く獲得するため、入札戦略を「コンバージョン数の最大化 目標あり」で運用しました。14日間の利用の結果、スマートターゲティング導入前と比較してCPAは+11%程度悪化したものの、CVは+130%の底上げに成功しました。その後も22日間継続してスマートターゲティングを利用することで同様に、CPAの大幅な悪化を防ぎながら、コンバージョン数が増加しました。

期間:2023年8月21日~2023年9月17日 入札戦略:コンバージョン数の最大化 目標値あり ターゲティング:サイトリターゲティング配信

さらなる広告運用の自動化へ

これまでもLINEヤフーでは、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)の入札の自動化など、広告主の皆さまの広告効果最大化および運用負荷の軽減のため、自動化を積極的に推進してきました。今後も継続的に機能改善などに向けて邁進いたします。

 

スマートターゲティングに関する詳細は、以下のダウンロード資料(PDF)からご覧いただけます。
推奨利用条件や活用事例等もご確認いただき、ぜひご利用を検討してください。