徳島県でトレーラーハウス販売業を手掛ける、株式会社KAZオートワークス(以下、KAZオートワークス)は、トレーラーハウス展示場のオープンに向けて、Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)と検索広告を活用しました。その結果、数カ月で安定的にWebサイトへの流入数が増加し、最大で約10%の伸びを達成するなど、展示場の認知拡大に大きく寄与しました。ディスプレイ広告(運用型)と検索広告をどのように併用しているか、KAZオートワークス 代表取締役の山岸一雄氏(以下、山岸氏)に話を聞きました。
- 徳島県で新たにオープンしたトレーラーハウスの展示場へ来場訴求
- 同社Webサイトへの誘導および展示場の来場予約の促進
- トレーラーハウス自体の認知を広げ、同社Webサイトへの流入数を増やすため、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)とYahoo!広告 検索広告を併用
- 短期間で Webサイト流入が着実に増え、最大約10%増加
- 展示場への来場者数も一定の水準で維持され、広告による認知拡大施策との連動が見られた
住まいの新たな選択肢「トレーラーハウス」
本画像は株式会社KAZオートワークスの許諾を得て掲載しています。
KAZオートワークスは、カンバーランドジャパン(本社・長野市)製の高品質な住居用トレーラーハウスを、徳島県・淡路島・兵庫県を中心に代理店として販売しています。住居用のトレーラーハウスは、キッチン・バス・トイレ完備で、設置後すぐに快適な生活が始められることで人気が高く、高い断熱性と気密性により、一般住宅と同等の居住性を実現している点も大きな特長です。
また、トレーラーハウスは、「動かせる住まい」として、必要な場所へ移動・設置でき、基礎工事が不要な場合が多いため、建設費や工期を抑えられるほか、不要になった際には中古車として売却できるため資産価値も維持しやすい、といった特長もあります。
トレーラーハウスの購入を希望する顧客の傾向について、山岸氏は次のように話します。
「トレーラーハウスはまだ広く知られていないものの、例えばセカンドハウスや別荘など、新たな住まいの形として注目されています。断熱性や気密性に優れ、一般的な住居を建てる場合よりも安く設置できる点に魅力を感じるお客さまも多くいらっしゃいます。価格は、キッチン・バスルーム・トイレが標準装備された状態で1500万円前後です。建物は1階建てとなるので、年配の方が持ち家を建て替える際の選択肢として検討されることもよくあります」
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設置後すぐに使えて移動や再設置も可能なトレーラーハウスは、法人顧客にも人気で、店舗や事務所、従業員宿泊棟など、多様な用途で活用が進んでいるといいます。
また、車両扱いの住居であるため、一般的な住居や建物を建てる際に必要となる、建築基準法などへの適合性を役所や指定機関が審査する手続き(建築確認)が基本的には不要となります。さらに、設置方法などの条件や自治体によっては、固定資産税や、自動車税、登記費用が掛からないというメリットがあります(※)。こうした利点から、法人利用に加えて、災害時の仮設住宅としても注目されています。
※各市町村により異なる
「弊社は、2025年3月6日に徳島市と災害時におけるトレーラーハウス提供等に関する協定を提携し、同年6月6日に徳島県板野郡藍住町と災害時応援協定を締結しました。また、2027年1月27日に板野町と同協定を締結予定です。これらは、当社が取り扱うトレーラーハウスを一時避難所や災害対応拠点として活用できるよう、円滑な提供体制を構築することを目的としています。今後も他の市町村等との『災害時応援協定』を推進していきたいと考えています」
展示場オープンの告知としてYahoo!広告を利用
同社は2025年8月末、徳島県松茂町にトレーラーハウスの展示場をオープンしました。その2カ月前にあたる6月頃からは、販売エリアである徳島県と淡路島にエリアを限定して、複数のWeb広告やSNS広告を活用して展示場を訴求しました。主な訴求内容は展示場のオープンでしたが、同時にトレーラーハウス自体を知らない人に向けて、その特徴を知ってもらいたいという思いもあったそうです。
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「費用対効果の良いWeb広告媒体がわからなかったため、まずは幅広く試してみることにしました。ただ、トレーラーハウスは高額な商品であるため、Web広告媒体の中でも信頼性の高い媒体の一つとして選択したのがYahoo!広告でした」
早速Yahoo!広告に問い合わせてみて知ったのが、Yahoo!広告を始める人向けの無料サポートの存在でした。
「Web広告は私一人で運用しているため、始めるにあたって不安がありました。検索広告とディスプレイ広告(運用型)を同時に始めたのですが、特にディスプレイ広告は画像の制作がネックになると感じていました。無料設定代行サービスで、広告画像を作成してもらえることを知り、それが大きな助けになると思い、利用することにしました」
ディスプレイ広告(運用型)と検索広告の併用で、Webサイト流入数が約10%アップ
山岸氏は、Yahoo!広告の ディスプレイ広告(運用型)と検索広告を始めてすぐに効果を感じたと言います。
「ディスプレイ広告(運用型)と検索広告からの弊社Webサイトへの流入数を合算すると、数カ月の運用で安定的な伸びを示し、最大で約10%向上しました。特に、ターゲット層への接触機会が増えたことで、サイト全体の活性化にもつながりました」
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当初は、Webサイト訪問者に展示場への来場予約を促すことを目的としていたそうですが、いざオープンしてみると、展示場へはWeb予約なしで来場する人が多かったそうです。
「個人のお客さまも法人のお客さまも、Web予約なしでふらっと展示場に来られる方がほとんどです。そのため現在のWeb広告の活用目的は、来場予約の獲得よりも、展示場の認知拡大に重きを置いています。検索広告ではより検索順位を意識した運用を心がけています。『トレーラーハウス』で検索した際に、弊社が上位に表示されるようにしたいですね」
今後はディスプレイ広告(運用型)をスポット的に利用したい
今後のディスプレイ広告(運用型)の活用について、山岸氏は次のように語ります。
「ディスプレイ広告は、広告予算を自由に設定できるため、集客したいタイミングや繁忙期に合わせて柔軟にコントロールできるのが魅力です。実は、トレーラーハウスは原材料費の高騰と需要の増加に伴い、今後販売価格を値上げする可能性があります。そのため、費用対効果が高いディスプレイ広告については、需要が高まるタイミングに合わせてスポット的に活用し、短期間で効果的に認知を押し上げるような戦略を検討しています」
同社はディスプレイ広告(運用型)と検索広告の運用だけでなく、LINE公式アカウントを開設し、友だち数を増やしています。
「トレーラーハウスに関心を寄せるお客さまと継続的につながるための重要なタッチポイントとして、LINE公式アカウントも今後さらに活用していきたいと考えています」
| 企業名 | 株式会社KAZオートワークス |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県板野郡藍住町、徳島県板野郡松茂町(展示場)
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| 事業内容 | トレーラーハウス販売業、keeperコーティング事業
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(公開:2026年1月、取材・文/小泉明奈、POWER NEWS編集部)
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