メインコンテンツに移動
  • ホーム
  • コラム
  • 調査
  • 【マーケター向け】市場の伸びしろをどう見極める?―アンケート×インタビューで読み解くリカバリーウェア市場
調査 公開日:2026.01.08

【マーケター向け】市場の伸びしろをどう見極める?―アンケート×インタビューで読み解くリカバリーウェア市場

LINEリサーチ

新しい市場を調べたいとき、こんな疑問を抱いたことはありませんか?
このカテゴリーには、どれくらい伸びしろがあるのか
どんなユーザーが、どのブランドを、どんな理由で選んでいるのか
参入のチャンスはあるのか

 

リカバリーウェアはまさに、データが少ない新興市場のひとつです(2025年時点)。疲労回復・睡眠改善・血行促進をうたう商品が増えていますが、公開情報は多くありません。
こうした場合、AIの情報収集だけでは限界があり、一次情報を自ら取りに行く必要があります

本コラムでは、LINEリサーチのセルフ型ツール「ライトコース」を活用して実施したアンケートとインタビューの調査結果から、リカバリーウェア市場の“現在地”と“伸びしろ”を読み解きます。市場の伸びしろ・消費者意識を30万円以下でリサーチする実践的な事例として、ぜひご一読ください

 

コラムでは掲載していないデータも併せてダウンロードいただけます。

目次

調査目的・方法

今回の調査では、以下の3点を明らかにすることを目的としました。
・どのユーザー層がターゲットになり得るか
・市場の伸びしろはどこにあるか
・ブランド認知・利用意向、評価(ブランドスイッチの可能性)

 

【調査概要】
・アンケート:全国20〜69歳 1,054名
・インタビュー:高価格帯リカバリーウェアユーザー 3名
・調査ツール:LINEリサーチ ライトコース
・費用:アンケート19.3万円/インタビュー8.4万円

リカバリーウェア市場調査のサマリー

結論として、2025年8月時点のリカバリーウェア市場には 大きな伸びしろがあると考えられます。 

アンケート調査では、
認知率・利用経験率がまだ低い
サプリメントなど他のヘルスケア商品と比べ、導入が進んでいない 
ということが明らかになり、カテゴリーとして拡大余地があることがわかりました。 

ブランド別では、 
利用経験・今後の利用意向ともに『ワークマン』が1位となり、
「まずは安価に試したい」というニーズの強さがうかがえます。

一方、インタビュー調査では、 1セット数万円する高価格帯のリカバリーウェアを使用している人は、
低価格帯へのスイッチ意向は弱く、ブランドの棲み分けがあることも見えてきました。 

ここからは、アンケートとインタビューそれぞれの概要と結果をご紹介します。

【アンケート】質問構成と回答結果

LINEリサーチのセルフ型アンケートツール「Quickアンケート」で日本全国の20~69歳 1054名(人口構成比)に11問のアンケートを実施しました。LINEユーザーから募集したモニターに手軽にアンケート調査。費用は¥193,000(10-12問 1000サンプル)です。

このアンケートで明らかにしたい11の事項と質問は画像の通りです。ぜひ、あなたがアンケートを実施するときの参考にしてください。

本コラムでは、11問のうち4問のデータをご紹介します。

① 不調を抱えた人(ターゲット候補)の分布

② リカバリーウェアの相対ポジション(カテゴリーの伸びしろ)

③ 認知・利用・離反のファネル(ファネル段階別の伸びしろ)

④ メーカー/ブランドごとの認知状況

全てのデータを見たい方はぜひ レポートをダウンロード してください。

①不調を抱えた人(ターゲット候補)の分布

「不調がない」と回答した人は9.6%となり、約9割の人が何かしらの不調・悩みを感じていることがわかりました。

性年代別にみると、
・すべての不調・悩み項目で女性のスコアが男性より高い
・「慢性的な疲れ」「日中の眠気や集中力低下」「ストレス・緊張」などは20-30代のスコアが中高年より高い

このデータからは『誰に、何を訴求すると良さそうか』が見えてくると思いませんか?筆者は、想像以上に若年層の疲れ・睡眠・ストレスの悩みが多いことに驚きました。

②リカバリーウェアの相対ポジション(カテゴリーの伸びしろ)

別カテゴリーとの比較により伸びしろを推察するため「悩みに対してやっていること」を複数回答で聞きました。「リカバリーウェア」の利用率はサプリメント等の他の方法に比べて低い結果でした。
カテゴリーとして伸びしろがあるように見受けられます。

③認知・利用・離反のファネル(ファネル段階別の伸びしろ)

リカバリーウェアの購買ファネルをみると、【まったく知らない+聞いたことはあるが詳しく知らない】の合計が59%と認知拡大の余地が大きいことがわかります。

④メーカー/ブランドごとの認知状況

提示した13ブランドのうち、認知率1位は、
「りらいぶ(リライブシャツ)」が46%と、2位の「ワークマン(リカバリーウェアメディヒール)」に22ポイントの大きな差をつけています。
「りらいぶ」の認知が高い理由として、インタビューや周囲のヒアリングからTVでの露出が大きなきっかけになっているようでした。

アンケートでの発見・新たな問い

カテゴリーの伸びしろや、伸びそうなブランドがアンケート結果から見えてきました。考察中に『これまで市場を開拓してきた高価格帯ブランドはどうなるのか。ユーザーは低価格ブランドにスイッチするのか』が新たな問いとして浮かび、インタビューで確認することにしました。

【インタビュー】概要と質問例

LINEリサーチのセルフ型インタビューツール「Quickインタビュー」で、高価格帯リカバリーウェアユーザー3名に30分のインタビューを実施。セルフ型のため¥84,000とリーズナブルに実施することができました。

インタビュー結果

ここでは1名のインタビュー個票をご紹介します。Kさんは健康意識が高く、睡眠環境にも強いこだわりがあり、2万円のリカバリーウェアを複数購入していました。使用感に満足しており、安価品へのスイッチ意向はなし。「高いものは縫製や手間が違う。安いものは使い捨てに感じる」と話し、品質への価値意識が強い方でした。

他の2名も安価品への切り替え意向は低く、筆者らは「高価品と同じ効果を安価なウェアで得られるとは思いたくない」という心理も働いていると推測しました。

異なる顧客層を捉えながら市場が成長する

アンケート結果からリカバリーウェアの利用経験率は約10%。イノベーター理論ではアーリーアダプターでの採用が進むフェーズです。ワークマン等の低価格ウェアの利用意向が高くマジョリティへの拡大も見込めそうです。
一方、これまで市場を開拓してきた高価格ウェアが急速に顧客を失うことはなさそうだとインタビューから推測できました。

改めて、LINEリサーチについて

この調査のアンケート・インタビューはLINEリサーチのライトコースで約1ヶ月・30万円で実施しました。

 

LINEリサーチはLINEヤフー株式会社が提供するマーケティングリサーチサービスです。みんなが使うLINEだから『若年からシニアまで、一般的な人にアンケートができる』ことが特長です。アンケートを実施したクライアントからは「以前実施した調査ではアンケートモニターの歪みを感じることがあったが、LINEリサーチでは肌感覚に近い結果が得られる」とコメントをいただいており、本記事のような市場の実態調査に最適だと考えています。

 

LINEリサーチのライトコースなら、迅速・安価にマーケティング企画を推進できます。ぜひご活用ください。

調査結果/レポートを無料ダウンロード

こちらの調査に関する詳細資料は、無料でダウンロードいただけます。
設問構成やサンプル数、設問ごとの結果や細かい傾向などを見たい方は、以下フォームより資料をご請求ください。

コラムでは掲載していないデータも併せてダウンロードいただけます。

【資料の内容】

1.アンケート結果(質問文・選択肢・性年代別の集計表)

 Q1. 不調を抱えた人(ターゲット候補)の分布

 Q2. 「リカバリーウェアの相対ポジション」(カテゴリーの伸びしろ)

 Q3. 認知・利用・離反のファネル(ファネル段階別の伸びしろ)

 Q4. リカバリーウェアの認知経路

 Q5. リカバリーウェアへの期待、魅力点

 Q6. 効果や信頼性の確認方法

 Q7. 今後の利用意向

 Q8. メーカー/ブランドごとの認知状況

 Q9. メーカー/ブランドごとの利用経験

 Q10. メーカー/ブランドごとの今後利用意向

 Q11. トライアルハードルを下げる方法

2.インタビュー個票

 ブランドV 利用者

 ブランドR 利用者

 ブランドB 利用者

今回は、「リカバリーウェア」についての調査をLINEリサーチ ライトコースで実施しました。ほかにも、さまざまな商材、カテゴリにおいて同様のフローで調査を実施することができます。別カテゴリで実施をしてみたい、自社製品で実施してみたいなどご要望がありましたらお気軽にご相談ください。

この情報は役に立ちましたか?