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サービス情報 公開日:2025.09.02

ハロウィーン商戦に向けて!検索データから読み解くユーザー動向

Yahoo!広告 検索広告 ディスプレイ広告(運用型)

日本でも秋の一大イベントとして定着したハロウィーン ── 近年では家族や友人と自宅などで楽しむ小規模なパーティー需要が拡大しつつあり、それが消費者の検索行動にも表れています。

 

今回はYahoo!検索のデータをもとに、10月31日のハロウィーンに向けたユーザーの検索動向を紹介します。

目次

いつ頃から検索される?

キーワード「ハロウィン」を例にあげ、2024年9月~11月の検索動向を見ていきます。
 

  • これ以降の数値は全てDS.INSIGHTにて抽出(2025年8月19日時点)

  • キーワード「ハロウィーン」より「ハロウィン」での検索数の方が圧倒的に多いため、本稿では「ハロウィン」、「ハロウィン」との掛け合わせキーワードの検索動向をメインに提示
     

  • キーワード「ハロウィン」:日別検索数の推移
    • キーワードの検索ボリューム(Yahoo!検索の数値をもとに日本のインターネット人口に合わせた推計値)をもとにグラフ化

    • 2024年9月~11月の検索ボリューム

    キーワード「ハロウィン」の検索は、9月上旬から徐々に上昇。特に10月第3週から検索数が急速に伸び、イベント当日の10月31日にピークを迎えています。イベント日を過ぎると、関心が急速に薄れることがデータからわかります。このように、イベント約2週間前から当日までが最もユーザーの興味関心が高まるタイミングといえるでしょう。

     

    次に、キーワード「ハロウィン」と同様にユーザーによく検索されるキーワード、「ハロウィン コスプレ」と「ハロウィン お菓子」の検索動向も見ていきます。

    キーワード「ハロウィン コスプレ」「ハロウィン お菓子」:日別検索数の推移
    • 2つのキーワードの検索ボリューム(Yahoo!検索の数値をもとに日本のインターネット人口に合わせた推計値)をもとにグラフ化

    • 2024年9月~11月の検索ボリューム

    どちらのキーワードも、イベント当日に検索数のピークを迎えるのはキーワード「ハロウィン」と変わらないことがわかります。これら2つを比較すると、「ハロウィン コスプレ」は9月中旬から検索が急増しており、早めに準備を始めるユーザーが多いことがわかります。

     

    一方で、「ハロウィン お菓子」については、10月直前から需要が高まるという違いが見られます。イベントに向けた仮装の準備はおよそ1カ月前から始まる一方で、お菓子の需要は直前に急激に高まる傾向があります。

    どんなキーワードが検索されている?

    2024年9月・10月に検索された「ハロウィン」を含むキーワード:上位20

    • 2024年9月、10月に検索された「ハロウィン」関連のキーワード(共通のものは背景グレー)。
      ただし、「ハロウィン×(店舗名)」「ハロウィン×(ブランド名)」などの固有名詞とハロウィンの掛け合わせキーワードを除く

    2024年9月から10月に検索された「ハロウィン」関連のキーワード上位20を比較すると、共通のキーワード(表の背景グレー)が75%を占めることから、この2カ月で検索されるキーワードに大きな違いはないといえます。ただし、前章でも触れたとおり、9月にはコスプレ(仮装)に関心が寄せられており、10月はお菓子やレシピに関する検索しているユーザーが多くなる傾向にあるようです。

    2024年10月に検索された「ハロウィン」関連の特徴的なキーワード

    コスプレ・仮装に関連するキーワード:上位20
    • 2024年10月に検索された「ハロウィン」に加えて「コスプレ」「仮装」が含まれるキーワード。ただし、固有名詞との掛け合わせキーワードを除く

    コスプレ・仮装関連のキーワードについて、何が検索されているかを抽出したところ、大人だけでなく子ども、犬などペットのコスプレ商品への興味関心が高くなっています。また、キーワードの中には「手作り」というワードも見られることから、市販されているコスチュームを購入するだけでなく、手作りするユーザーも多いことがわかります。これを踏まえて、販促準備をすることが重要といえます。

    「お菓子」「レシピ」に関連するキーワード:上位20
    • 2024年10月に検索された「ハロウィン」に加えて「お菓子」「スイーツ」「レシピ」が含まれるキーワード。ただし、固有名詞との掛け合わせキーワードを除く

    北米などでは、子どもたちが仮装して家々を回り、「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)」とお菓子をもらうイベントであることから、イベントで重要な役割をもつ「お菓子」。仮装パーティーや仲間内での集まりのため、市販品ではなく、お菓子を手作りするユーザーも多いようで、その傾向は検索キーワードにも表れています。手作りの場合は、そのラッピングに関する情報への需要が高いことも意識したいポイントです。

    どんなユーザーが検索している?

    キーワード「ハロウィン」:性年代別比較

    2024年10月にキーワード「ハロウィン」を検索したユーザーについて、その男女割合を見たところ、女性の割合が6割と多くなっています。また、年代別をみると、20代~40代まで幅広い年代で同等の検索割合となっています。

    キーワード「ハロウィン コスプレ」「ハロウィン お菓子」:性年代別比較

    特徴的なキーワードである「ハロウィン コスプレ」と「ハロウィン お菓子」についても、2024年10月のユーザーの性別・年代別検索割合を確認したところ、「ハロウィン」の検索傾向と同様に、いずれも女性ユーザーが圧倒的に多いことがわかりました。さらに、「ハロウィン コスプレ」は20代・30代女性の割合が高く、「ハロウィン お菓子」は子育て世代を含む30代・40代女性の検索が目立ちます。ハロウィーンに関する訴求を行う際は、こうした傾向を踏まえることが効果的といえるでしょう。

    検索前後に何が検索される?

    「ハロウィン」を検索したユーザーの時系列キーワード
    • 期間:2024/01/01〜2024/12/31
      「重複ボリューム」とは、入力キーワードと出力キーワードの両方を検索している人数のこと

    最後に、「ハロウィン」というキーワードを検索したユーザーが、その前後にどのようなキーワードを調べているのかを紹介します。

     

    「ハロウィン」関連の検索を行う前には、「秋 イラスト」や「10月 イベント」といったキーワードを検索しているユーザーが多く、イベント関連の情報収集を行う傾向が見られます。

     

    一方で、「ハロウィン」関連の検索後には、「11月 イラスト」や「クリスマス イラスト」など、再びイベント関連の情報を調べているユーザーが多いことがわかりました。つまり、「ハロウィン」を検索するユーザーは、その前後を通じてイベントごとに強い関心を持っていると考えられます。イベント関連の訴求を行う際には、リピーター獲得の観点からも、こうしたユーザー動向を意識するとよいでしょう。

    DS.INSIGHTとは

    LINEヤフーのビッグデータをブラウザー上で調査・分析できるツールで、主に検索データをもとに生活者の興味関心を可視化する機能です。今回の検索キーワード傾向は、このツールを使って抽出しています。ご利用には別途契約が必要ですが、今なら7日間の無料トライアルを実施していますので、ぜひお試しください。

     

    【録画配信】検索広告がうまくいく!ユーザー動向でわかる広告訴求の考え方

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    Yahoo!検索のデータでユーザー動向を読み解き、
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    「ハロウィン コスプレ」「ハロウィン お菓子」などのキーワードを狙い、購入意欲の高い層に直接アプローチしたり、「おすすめ」「人気」を掛け合わせた広告文の訴求もおすすめです。

    潜在層の獲得におすすめ!「Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)」

    検索広告に加えて、併用しての活用がおすすめなのが、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)。ユーザーがニュースや情報を閲覧しているタイミングで画像や動画付きで広告を表示できるため、文字だけでは伝わりづらい自社サービスや商品の魅力を直感的に幅広いユーザーにアピールできます。まずは、ハロウィーンの時期のみ単発で利用するのもおすすめです。


     

    検索データから見えるのは、ユーザーの行動は明確なタイミングで変化するということです。ハロウィーン商戦を制するためには、この変化に合わせて広告戦略を最適化することが重要です。

     

    「コスプレ需要は早めに」「お菓子需要は直前に」──。

     

    ハロウィーン商戦はまさにこれからが本番。前述した検索動向をヒントにYahoo!広告を活用して自社サービスや商品の魅力を訴求し、確実な成果につなげましょう。

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