2025年7月のLINE広告アップデート情報を紹介します。
目次
1.Yahoo! JAPAN 共通オーディエンスのセグメントを追加
LINE広告のターゲティングで利用可能なYahoo! JAPANの共通オーディエンス「興味関心」「購買意向」「属性・ライフイベント」に、新たに104項目のセグメントが追加されます。
これにより、さらに詳細なターゲティングが可能になります。
| 合計 | 104セグメント | |
|---|---|---|
| 内訳 | 興味関心 | 68 |
| 購買意向 | 19 | |
| 属性・ライフイベント | 17 | |
利用可能となる詳細なセグメントは以下よりご確認ください。
また、以下のセグメントでは、Yahoo!広告で提供しているセグメント名から名称を変更します。
| カテゴリ | 第一階層 | 第二階層（or セグメント） | 第三階層（or セグメント） | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 購買意向 | アパレル、アクセサリー | メンズファッション | ラグジュアリーブランド（メンズ） | 末尾に（）の表記を追加する変更を行っております。 |
| レディースファッション | ラグジュアリーブランド（レディース） | |||
| 自動車、バイク | バイク | 新車（バイク） | ||
| 中古車（バイク） |
・以下のセグメントについてはリリース未対象となります。
属性・ライフイベント>携帯電話>配下の各セグメント
属性・ライフイベント>誕生日>配下の各セグメント
・Yahoo! JAPAN共通オーディエンスをターゲティングに利用した場合も、従来のLINE広告のターゲティングと同様にレポートを確認できます。
・Yahoo!広告利用時とは、オーディエンス数が変動する場合があります。
2.CV値（購入）、ROASにおける動画視聴経由コンバージョンの計測対応
動画視聴経由コンバージョンの計測が、以下のレポート項目で可能となります。
・標準イベント > CV値（購入）・ROAS
これにより、マーケティングおける動画施策の貢献度が測りやすくなります。
・既存のコンバージョン指標（「CV値 (購入)」「ROAS」）はクリック経由のコンバージョンのみから、クリック経由のコンバージョンと動画視聴経由コンバージョンを含む指標へ変更されます。
・一覧画面で「CV値 (購入)」「ROAS」の指標を選択していた場合、リリース日以前に配信した分から有効期間分（3日）を遡り、動画視聴経由のコンバージョン分が追加で計上されます。パフォーマンスレポートでも同様です。
・クリックのみのコンバージョンを確認する際は、新たに追加された「◯◯ -クリック」項目をご確認ください。
・動画視聴経由コンバージョンの定義は次の通りです。
動画広告を10秒以上再生（10秒以下の場合は再生完了）
計測の有効期間：3日間
・レポートの提供範囲は次の通りです。
管理画面上一覧画面のレポート
パフォーマンスレポート（一部を除く）
※以下のレポートは範囲対象外です。
・パフォーマンスレポートの集計単位「OS」や「地域」等の詳細、集計対象「配信先別」、「アプリ別」
・カスタムレポート
3.標準イベント（リード）最適化機能の正式リリース
これまでβ機能として提供していた、「見込み客（リード）数の獲得最大化を目的に入札を自動で最適化する機能」を正式リリースしました。
・正式リリース後の機能はβ機能と同様です。
4.LINE Dynamic Adsの商品フィードアップロードキャンセル機能の追加
LINE Dynamic Adsにおける商品フィード登録のアップロード処理進行中に、アップロードをキャンセルできるようになりました。
・商品フィード登録のアップロードをキャンセルした場合、登録状況の履歴に「キャンセル」の文言が表示されます。
5.通知メールをオンに変更
管理画面の通知メールの設定において、デフォルトで「OFF」だったものを、「ON」に変更します。これにより、最新事例の紹介やシステムメンテナンスの案内など、広告出稿に関する重要な通知の見逃しを防ぎます。
通知メールを止めたい場合は、管理画面右上の［NOTICE］をクリックして通知画面を開き、緑のバーをクリックして「OFF」にすることができます。
以上がLINE広告の2025年7月のアップデートです。
LINE広告は随時アップデートを行っています。アップデート情報を日々の広告運用にお役立てください。
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