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2023.12.27
竹富町は9つの有人島と7つの無人島からなる町です。町役場は中心地の石垣市に置く、特異な行政形態となります。離島で成り立つ竹富町は、役場に行かなくともオンラインで公的証明書が発行申請できるようLINE 公的個人認証サービス(JPKI)を導入しました。人口1万人以下の自治体が積極的にDX政策に取り組んだお話しを伺いました。
住民票や税関係証明書をオンラインで発行申請する際の本人確認として利用しています。申請は竹富町のLINE公式アカウントを友だち追加いただくことで住民の方はどなたでもご利用いただけます。
オンラインで本人確認が実施できる機能を探していたところ、LINE 公的個人認証サービス(JPKI)であれば、LINE公式アカウント上で本人確認ができることを知り採用しました。住民が本人確認用の別アプリをインストールする必要がないという点が魅力的です。また、サービスはAPI接続となり、申請管理システムと連携ができることも決め手でした。
住民の行政手続きの手間を削減し、より住みやすい町にするためです。竹富町は9つの有人離島からなり、役場本庁舎が石垣市にあるという特殊な行政機構となります。各島の住民が行政手続きを行うにあたり、大きく2つの課題を抱えていました。1つは移動の負担です。住民は行政手続きや公的証明書を受け取るために、フェリーで石垣市の役場まで出向かなければなりません。フェリー代は補助を受けても負担が大きく、冬季は欠航率が高く来庁できない場合もあります。また、便が少ない地域では1日3往復というのが現状です。出先機関はあるものの、西表島2か所と波照間島の計3か所のみ、各島にはコンビニもなく、コンビニ交付も難しいというのが現状です。2つ目は郵送申請から公的証明書受け取りまでに時間がかかる点も課題でした。従来の郵送申請の場合、申請書類の準備や小為替購入など申請準備に時間と手間がかかることに加えて、往復郵送が船舶の運航状況に影響を受けます。そのため郵送申請から公的証明書を受け取るまでにかなりお待たせしてしまいます。
このような課題がある中で、住民の負担を減らす方法として、オンライン申請を開始しました。申請、本人確認、発行手数料の支払いまでLINE公式アカウント一気通貫で完了、いつでもどこでも申請ができるようになりました。
本サービスはDX課が中心となり、各課に調整を行いました。住民票や税関係証明書を受け付けるにあたり、原課の要望を申請管理システムにカスタマイズし反映、なるべく職員の負担が少ない形でサービスリリースできるよう調整しました。また、従来の窓口申請・郵送申請と新たにオンライン申請を開始するにあたり、申請から集金、発送まで各フローの懸念点の洗い出し、庁内での作業手順など住民リリースまでに約6か月かかりました。
行政手続きに関しては電話でご相談をいただくことが多いのですが、LINEで行政手続きができる旨をご案内することで少しずつ認知が広がり、オンライン申請が増えてきました。2023年8月にオンラインでの行政手続きを導入し、これから初めての繁忙期を迎えます。証明書発行目的の来庁者の減少、窓口対応の緩和を見込んでいます。
町民からは・自宅から申請できるので楽・簡単に申請ができた・空いた時間や夜間に申請できてよいなど高評価をいただいております。
竹富町のLINE公式アカウントでは、住民が役立つ情報はもちろん、住民票の写しや税証明書などの発行申請が可能です。またリッチメニューから「観光メニュー」をクリックいただくと、観光客の方にも役立つ情報をご確認いただけます。ぜひLINE公式アカウントを友だち登録いただき 、自然豊かな竹富町に遊びにきてください。
【友だち追加はこちらから】
ありがとうございました
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