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2019.01.16
アルバイトやパート、派遣、正社員といった多種多様な雇用領域において人材サービスを展開する、株式会社リクルートジョブズ(以下、リクルートジョブズ)。アルバイトやパートの雇用情報をメインに集めた求人情報メディア「タウンワーク」における、LINE公式アカウントの活用事例や効果、導入に至った背景などについて紹介します。
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CMでもおなじみの「タウンワーク」は、その名の通り、地元の仕事を探せる地域密着型の求人メディアです。WEBサイト、アプリ、フリーペーパーの複合チャネルで展開しているため、ユーザーとのタッチポイントが広い点と、飲食業からオフィスワークまで数多くの求人情報が掲載されている点が特徴で、仕事の探しやすさや扱っている求人情報量などから若年層をはじめ、主婦層やシニア層に至るまで、幅広い層のユーザーから利用されている求人情報サービスです。 そんな「タウンワーク」が、LINE公式アカウントを開設したのは2017年4月。幅広い性年代のユーザーを抱えるLINEからのアルバイト応募を獲得することを目的として、集客施策の一つとして導入されました。
リクルートジョブズでは、LINEに限らず、どんなプラットフォームにおいても、そのプラットフォームに最適化することが大切にされています。そこで、LINE公式アカウントにおいて着目したのがリッチメニューです。 リッチメニューは、LINEのトークルームに固定して表示することができ、トークルームを開くと必ず目に入るため、ユーザーへの訴求力が高い機能です。タウンワークのLINE公式アカウントでは、2018年2月からMessaging API*のリッチメニュー機能を活用し、さまざまなバイト条件をワンタップで検索できるようなリッチメニューを設置しました。
Messaging API: LINE公式アカウントと友だちになっているユーザーに対し、パーソナライズされたメッセージの送信や双方向のコミュニケーションを行うことを可能にするAPI。LINEが提供しているAPIと企業のシステムを連携させることで利用が可能。APIの利用については、パートナー企業が提供するツールを導入することもできます。
リッチメニューにさまざまな求人条件を一覧で表示させることで、ユーザーのバイト検索への興味を高め、ワンタップでリンク先に飛ばすことでユーザーの手間を軽減し、スムーズな導線を設計しています。また、一部のメニューでは、リッチメニューとリッチメッセージを組み合わせることで、Webサイトに遷移させることなく、トークルーム上だけでバイト検索を完結させることを可能にしています。 例えば、リッチメニューから「トーク検索」を選択すると、自動応答メッセージでメッセージが配信され、メッセージに沿って選択肢を選んだり、トークを入力したりすることで、条件にあった求人情報をカルーセル型のメッセージで表示させることができます。
リッチメニューを充実させたところ、それ以前と比較してリッチメニューのタップ数が20%増加し、結果としてリッチメニュー経由の応募数は79%向上しました。なお、リッチメニューの中でも一番タップ数の多い項目は、一番上に配置した人気のバイト検索条件だそうです。 さらに現在では、LINE経由での応募比率はリッチメニューからの流入がプッシュ配信のメッセージを上回り、一番多くなっています。
また、2018年6月からは、「フロムエー」のキャラクターである「パン田一郎」のLINE公式アカウントでもMessaging APIのリッチメニュー機能の活用を開始しました。パン田一郎のLINE公式アカウントのコンセプトは会話型で、「パン田一郎」との会話の中でエンゲージメントを高めてユーザーにアクティブになってもらい、ユーザーが会話をしながら求人を探す新しいコミュニケーションの形を提案しています。
そんな「パン田一郎」のLINE公式アカウントのリッチメニューには、求人に関する情報が集約されているだけでなく、天気予報などの生活に密着した情報や、「パン田一郎」のバイト姿の写真が送られてくるメニューなどの遊び心を持った機能を実装することで、ユーザーと「パン田一郎」との距離感を近づけ、会話を促進しています。実際にリッチメニューのタップ数と会話数は増加傾向で、会話をすることで長く友だちになってもらい、応募増加にもつながっているようです。
これまでのLINE公式アカウント活用を経て得られた結果をもとに、今後はユーザーのステータスやアクションに応じてリッチメニューの出し分けを行うことを構想しているそうです。今後も、リッチメニューとリッチメッセージの活用をはじめとしたLINE公式アカウントを通じたユーザーとのコミュニケーション施策に期待がかかります。 (公開:2019年1月)
※本記事内の数値や画像、役職などの情報はすべて取材時点のものです
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