今回は、土地の仕入れから企画・設計・建築・販売までを一貫して行い「好立地の家」をお届けする株式会社オープンハウスグループのマーケティング本部 広告戦略G 多田翔様にLINEリサーチの活用方法やおすすめポイントなどをお伺いしました。
1. 普段の業務内容をお聞かせください
買取再販部のWeb広告運用とデジタルマーケティング業務を行っています。
2. LINEリサーチのご利用の経緯を教えてください
買取領域でコンテンツSEO施策を検討していました。検索ユーザーのニーズに合ったコンテンツを配信して自社サイトへの流入を増やすことが課題でしたので、既存のペルソナ設定を見直す必要がありました。
そのような時期にLINEリサーチのセルフ型ツール「Quickインタビュー」を知りました。 実際のお客様に直接インタビューをすることができるということで、不動産を最近売却した方や売却を検討されている方にお話を伺い、今設定しているペルソナの見直しを行おうと考えました。
また、普段Webマーケティングを行う中で、お客様の声を直接聞く機会はなかなかありません。そのため、顧客の解像度を上げる良い機会だと考え、実施させていただきました。
【Quickインタビューの4つの強み】

3. LINEリサーチ「Quickインタビュー」を利用してみて感想をお聞かせください
不動産売却を経験された方や検討中の方々のお話を伺うことができ、大変参考になりました。不動産売却では金額や条件を重視する傾向がありますが、実際には様々な悩みが存在します。そして、それらを解消してくれる企業が最終的に選ばれることが多いとわかりました。
また、売却を検討し始める際、多くの方がネットで情報収集をしていることがわかり、コンテンツSEOや自社サイトの重要性を改めて認識しました。さらに、実際にどのようなキーワードで検索しているのか、ウェブサイト上でどのような情報があると良いのかといった意見も伺うことができました。これらの知見を今後のWebマーケティング施策に活かしていきたいと考えています。
普段、ウェブサイト上のトラフィックデータや行動データだけでは得られない情報もありますが、直接ユーザーの声を聞くことで顧客像がより明確になり、具体的な課題や要望を把握することができました。
今回の調査結果は、サービスの改善や顧客対応の向上に活かせる貴重な情報となりました。
4. 今回の調査を経て、今後の展望やお考えがあれば教えてください
今回の調査では、仮説を立てた上で、それを基に質問設計を考え、実際にユーザーにインタビューを実施しました。これにより、私たちがターゲットとする顧客像や、自社の強みなどを整理し、見直す良い機会となりました。
今後も定期的にユーザーの声に触れることで、新たな施策の検討や顧客像のブラッシュアップをしていきたいと考えております。
また今回は、買取領域のみでの実施でしたが、機会があれば他の領域での利用も検討していきたいです。
5. LINEリサーチ「Quickインタビュー」のおすすめのポイントがあれば教えてください
ユーザーの実際の困りごとや感想といったリアルな声を聞くことで、顧客の解像度を上げることができます。
また、調査で得られた仮説検証の結果や新たな発見を基に、今後のサービス向上やマーケティング戦略に活かすことができます。
何かわからないことがあった際には相談できるサポート体制も整っており、対象者も狙ったターゲット層にインタビューすることができたので、有意義な時間になりました。