LINEヤフー広告、掲載面の新ガイドラインを公開。UGC基準の強化と違法賭博項目を明確化
LINEヤフーでは、インターネットユーザー、広告主、パートナーの皆さまに、より満足いただけるインターネット広告を提供するため、透明性の確保と品質向上に向けた取り組みを継続しています。
このたび、「LINEヤフー広告」としての提供開始に伴い、掲載面の品質を担保するための新たな広告配信ガイドラインを公開しました。本記事では、新ガイドラインで強化した主なポイントを2つに絞って解説します。
目次
LINEヤフー広告として、掲載面ガイドラインを再整備
2023年10月の会社統合を経て、2026年4月には「LINE広告」と「Yahoo!広告」の広告配信基盤を統合し、新たに「LINEヤフー広告」の提供を開始しました。
これに伴い、アドネットワークにおける掲載面の品質をより高い水準で担保するため、統合後のサービス仕様やアプリ特有の掲載面を踏まえて基準を再整備しました。今回公開した「LINEヤフー広告」の広告配信ガイドラインでは、UGCサイト・アプリの掲載面基準やコンテンツポリシーなどを見直しています。
UGCサイト・アプリの掲載面基準を強化
今回のガイドライン統合で、重点的に見直した項目の1つがUGC(ユーザー生成コンテンツ)を主なコンテンツとするサイト・アプリの掲載面基準です。
UGCメディアは、ユーザー同士のタイムリーで活発なコミュニケーションが生まれやすい一方で、不適切な投稿が突発的に発生するリスクも否定できません。
そのため、第4章「コンテンツに関するポリシー」で禁止している不適切な内容に広告が配信されるリスクを回避するため、UGCサイト・アプリに対する個別の審査基準を新たに設けました。
具体的には、広告掲載メディアに対して、以下の運用体制が整っているかを厳しく確認し、基準を満たさない掲載面への広告配信を防ぎます。
● メディアとして投稿に関する規約やポリシーを公開していること
● 不適切な投稿や規約違反をユーザーが通報できるフォームがあること
● 不適切な投稿や規約違反に対する監視体制があること
これらの基準を満たした広告掲載メディアに対しても、LINEヤフーの検知システムによる常時監視を行い、不適切な投稿コンテンツに広告が配信されないよう対策を講じています。
さらに、品質管理・ブランドセーフティの観点から、ユーザー投稿型の「ライブ動画配信コンテンツ」と「匿名のチャットコンテンツ」については、一定の条件を満たす場合を除き、広告配信を制限する対象として整理しました。
これらのコンテンツは、配信内容や投稿内容がリアルタイムで変化し、発信者や参加者によって文脈が大きく左右される特性があります。不適切な表現・誹謗中傷・差別的発言などが突発的に含まれる可能性もあり、広告がそうした文脈に隣接して表示されると、広告主のブランドイメージを損なうリスクがあります。
こうしたリスクを抑え、広告掲載面としての安全性をより高い水準で確保するため、UGCサイト・アプリに関する掲載基準を強化しました。
違法賭博に関する基準を明確化
もう1つのポイントは、第4章「コンテンツに関するポリシー」において、広告配信不可となる掲載面の基準を、より分かりやすく整理したことです。
LINEヤフー広告では、法令に違反するもの、またはそのおそれがあるもの、社会規範や公序良俗に反するもの、他人の権利を侵害するものなどを含むWebサイトやアプリ等には、広告を配信できません。
今回の基準の再整備では、こうした考え方をより明確に示すため、コンテンツポリシーの構成を見直しました。中でも、オンラインカジノをはじめとする「違法賭博、またはそのおそれのあるもの」については、昨今の社会情勢などを踏まえ、個別の項目として明文化しています。
オンラインカジノ等の違法賭博については、従来からWebサイトやアプリ本体だけでなく、それらを紹介・誘導するコンテンツも広告配信不可として審査・制御の対象としてきました。この方針は、今後も変わりません。
今回の見直しにより、従来からの審査方針をより明確に示し、広告掲載面に関する基準を広告主の皆さまに分かりやすくお伝えできるようにしています。
また、IHC(インターネット・ホットラインセンター/警察庁)から連携される違法・有害サイト・アプリ情報に「違法オンラインギャンブル等関連情報」が追加されたことを受け、LINEヤフーでも運用を強化し、広告掲載の制御に活用しています。
今後も、社会情勢や法令・業界動向を踏まえながら、広告掲載面の基準を柔軟に見直し、広告主の皆さまがより安心して広告を出稿できる環境づくりを進めていきます。
掲載面の品質を支える継続的な管理体制
LINEヤフー広告では、広告掲載面の基準を整備するだけでなく、その基準が実際の広告配信において適切に機能するよう、継続的な品質管理体制を整えています。
広告配信の開始前には、掲載先となるWebサイトやアプリについて、広告配信ガイドラインに基づく審査を実施し、広告掲載面として適切かどうかを確認しています。
また、広告配信開始後も掲載面の品質を維持するため、継続的なモニタリングを行っています。たとえば、DoubleVerify(※1)の技術を採用したPre-bid(※2)によるシステム制御を導入しており、不適切なコンテンツが検知された場合には広告表示を事前に停止できます。
1 DoubleVerifyは、MRCなどの主要認証を取得し、デジタル広告の品質・有効性を測定・検証する世界有数のアドベリフィケーション企業です
2 広告表示前に広告掲載面の品質や不正トラフィックをリアルタイムに判定し、不適切な配信を事前に防ぐシステムです
さらに、システムによる制御だけでなく、専門の担当者による目視のパトロールも実施しています。
広告が表示された掲載面を定期的にリスク評価し、リスクを検知した場合は専門スタッフがコンテンツ内容を確認し、審査基準を満たしていない場合はURL単位やドメイン単位などで広告配信停止などの措置を講じています。
広告主の皆さまがより安心して広告を出稿できるよう、LINEヤフー広告では今後も、社会情勢や掲載面の変化を踏まえながら、広告掲載面の基準整備と品質管理体制の継続的な改善に取り組んでいきます。
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