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近年、世の中におけるDE&Iへの関心は高まり、広告においても多様性や公平性を尊重した表現が求められるようになりました。Yahoo!広告に寄せられるユーザーボイスからも、DE&I観点での意見や要望が多く見受けられます。
今回はDE&Iに関連するユーザーボイスを分析して明らかになった傾向と、具体的な広告表現の事例、それに伴うユーザーからの反響を紹介します。
DE&I観点でユーザーボイスを分析した結果、特に化粧品や健康食品のカテゴリにおいて、以下2つの傾向がありました。
例えば、「○○cm、○○キロ」などの具体的な数値を用いた広告表現を見て、ユーザーがどう感じ、何を思うのかを想像することが重要です。広告制作においても、これまで以上に包括的かつ多様性を尊重した意識を持つことが求められています。
「平均では」「みんな」「普通」のように周りと比較するような広告表現
身体に関する具体的な数値を使い、あたかもそれが基準値・ボーダーラインのように指し示し、強調するような広告表現
ユーザーボイス①:60キロ超えって何?60キロ以上は身長関係なく太っているということですか?これは、摂食障害を助長する広告ですよ。ユーザーボイス②:平均だから何?差別的。遺伝なんだから仕方ない部分もあるのに。
身体的特徴を過剰に強調する広告に対しても、ユーザーから不快の声が寄せられました。これらの表現は特定の外見を理想化し、他者との比較を助長するため、ユーザーに対してもネガティブな影響を与える可能性があります。
シミ、しわ、薄毛などを強調して表現するもの
ユーザーボイス:ヒトの外観に関する広告はルッキズムを助長するものであり、甚だ不謹慎で不適切で無礼極まりない。
ユーザーボイス:本人の意志ではどうにもならない、身体的特徴を揶揄して地位や名誉を貶める差別的表現です。やめてください。広告も表現の一種であり、表現の自由は認められていますが、不快な表現を看過できず投稿いたしました。
ユーザーボイスでは、ルッキズム(見た目に対する偏見)を助長する表現、過剰に「平均」や「普通」を強調し、他者との比較を意識させる広告表現に否定的な意見が目立ちました。他者との比較を煽るような広告表現になる可能性があるものとして、具体的に「対比する言葉」を使った表現は十分な配慮が必要だと考えられます。
・高収入 ⇔ 低収入・太っている ⇔ 痩せている・色白 ⇔ 色黒
事例を踏まえ、どのような表現であればユーザーの共感を呼ぶのかを考える意識を持つことが大切です。ユーザーの多様性を意識し、広告のビジュアルや表現がどう受け止められるか、さまざまな立場を想定して考えてみましょう。
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