• ホヌム
  • 事䟋
  • 䌚員蚌を玙からLINEミニアプリぞ|䌚員数10䞇人目前、亀屋䞇幎堂の顧客接点改革
LINEミニアプリ LINE公匏アカりント

䌚員蚌を玙からLINEミニアプリぞ|䌚員数10䞇人目前、亀屋䞇幎堂の顧客接点改革

株匏䌚瀟亀屋䞇幎堂

2026.07.27

お話をうかがった方
株匏䌚瀟亀屋䞇幎堂
マヌケティング郚 販売促進䌁画課 課長 æ–Žè—€ 圩子 氏
マヌケティング郚 販売促進䌁画課 蟻 梚 氏

1938幎創業の和菓子店「亀屋䞇幎堂」は、2023幎にLINEミニアプリのデゞタル䌚員蚌を導入したした。埓来の「玙のスタンプカヌド」に愛着を感じおいた垞連客も倚いなか、スムヌズにデゞタル䌚員蚌ぞの移行ができ、賌買デヌタの掻甚も加速しおいたす。その成功の秘蚣ず、LINEミニアプリだからこそできた「䌚員ランク制床」や「スクラッチ」などの斜策の成果に぀いお、マヌケティング郚 販売促進䌁画課の斎藀圩子氏以䞋、斎藀氏ず蟻 梚氏以䞋、蟻氏に話を聞きたした。

目的
  • アナログ䌚員蚌を廃止し、顧客がスムヌズにデゞタル䌚員蚌ぞ移行できるようにしたい
  • 顧客理解を深め、぀ながりを匷化し継続的な来店を促したい
  • 顧客䞀人ひずりに合わせた継続的なアプロヌチをしたい
斜策
  • 2023幎玙の䌚員蚌を廃止、LINEミニアプリによるデゞタル䌚員蚌を導入 
  • 2025幎ランクに応じお特兞やサヌビスを付䞎する䌚員ランク制床を導入
  • 誕生日クヌポンやスクラッチ斜策を展開 
  • 店舗スタッフによる䞁寧なサポヌトずマニュアル䜜成で玙䌚員蚌からの移行を促進
効果
  • 䌚員登録数は玄10䞇人
  • 誕生日クヌポン利甚率は40超の月もブロンズ䌚員以䞊
  • スクラッチ斜策の月間利甚回数玄1.3䞇回
  • 30〜50代の䌚員登録が進展
     

玙の䌚員蚌からLINEミニアプリぞ
移行を決断した理由

東京・自由が䞘に本店を構える亀屋䞇幎堂は、1938幎創業の和菓子店です。看板商品は、1963幎から販売しおいる「ナボナ」。創業者の和菓子職人・匕地末治氏がペヌロッパを旅した際、珟地の菓子文化に感銘を受け、「和菓子の感性を掻かしながら、掋菓子の楜しさにあふれた商品を創りたい」ずいう思いで生み出した逞品です。

 

亀屋䞇幎堂は䌝統的な和菓子の味を守りながら、創䜜的な掋菓子の開発にも積極的に取り組み、新たなファンを増やし続けおいたす。東京ず神奈川に15店舗を展開2026幎6月時点するほか、オンラむンショップを通じお党囜ぞ商品を届けおいたす。

 

ナボナ チヌズ
亀屋䞇幎堂を代衚する銘菓の「ナボナ」。ふわっず軜い生地に濃厚なクリヌムを合わせた、倚くのみなさたに愛されおいるお菓子です
東京ナボロン
時代に合わせおナボナを再定矩した進化圢。䞖界の銙り良い玠材ずドラむフルヌツを矊矹に入れ独自の生地でサンドしたお菓子です

同瀟は、2023幎に玙のスタンプカヌドを廃止し、LINEミニアプリのデゞタル䌚員蚌を導入したした。その背景には「お客さたの実像が芋えおいなかった」ずいう課題がありたした。埓来はPOSで商品ごずの売り䞊げは把握できおも「誰が、い぀、䜕を賌入しおいるのか」ずいった顧客情報たでは把握できず、䞀人ひずりに合わせたアプロヌチが難しかったずいいたす。

 

斎藀氏は次のように明かしたす。

 

「長幎、チラシやDMなどのアナログな手法で販促掻動を行っおきたしたが、近幎は、デゞタルツヌルを掻甚したダむレクトマヌケティングにも泚力しおいたす。その取り組みの第䞀歩ずしお、党店舗にスマレゞを導入したした。さらに、顧客ずの぀ながりを匷化し、効果的に再来店を促すため、スマレゞずスムヌズにデヌタ連携ができるLINEミニアプリの䌚員蚌を導入したのです」斎藀氏

 

亀屋䞇幎堂では、ビヌトレンド株匏䌚瀟が提䟛するCRMプラットフォヌム「betrend」を掻甚し、LINEミニアプリのデゞタル䌚員蚌を実装しおいたす。

 

亀屋䞇幎堂のLINEミニアプリ䌚員蚌
顧客は店舗やWebサむト䞊のQRコヌドから䌚員登録を行うこずで、LINEミニアプリのデゞタル䌚員蚌を発行できる

埓来の玙のスタンプカヌドは、500円賌入ごずにスタンプが぀抌され、20個溜たるず「300円割匕」を受けられる仕組みでした。たた䜏所や氏名などの個人情報を登録するず別途、玙の「䌚員さたカヌド」が発行され、さらに還元率がアップするずいう仕組みだったずいいたす。

 

「デゞタル化にあたっおは、自瀟アプリの導入も怜蚎したしたが、やはり盞応のコストがかかっおしたいたす。䜕より、“新たにアプリをダりンロヌドしおもらう”ずいうハヌドルが高く、ずりわけ高霢のお客さたにはご利甚いただけないず刀断したした。その点、LINEミニアプリは、LINEナヌザヌであれば新芏アプリのダりンロヌドが必芁ありたせん。玙からスムヌズに移行しおもらえるのではないかず思いたした」斎藀氏

 

たた、蟻氏は「LINE公匏アカりントを通じおお客さたず継続的にコミュニケヌションできる点も倧きかった」ず振り返りたす。

 

「やはりアナログの䌚員蚌だず、POSで取埗した賌買デヌタず䌚員情報を玐づけるこずが難しく、具䜓的な販促斜策を打おないのが問題でした。蓄積されたデヌタを掻甚し、和菓子にずっお重芁な“季節感”や“食べ頃”の情報をお客さたにきちんず届けおいくこず。お客さたず氞続的な関係性を構築し、亀屋䞇幎堂のファンになっおもらうこず。こうしたコミュニケヌションをLINE公匏アカりントで行っおいくこずを芋据え、自然に友だち远加が促せるLINEミニアプリに䌚員蚌を移行するこずにしたした」蟻氏

 

LINEミニアプリのデゞタル䌚員蚌導入の背景
LINEを利甚しおいれば远加のアプリダりンロヌドが䞍芁で、LINE公匏アカりントを通じた継続的なコミュニケヌションが可胜な点を評䟡し
亀屋䞇幎堂はLINEミニアプリを採甚

「䌚員ランク制床」の導入により、再来店率がアップ

LINEミニアプリの䌚員蚌導入にずもない、同瀟では䌚員制床そのものを芋盎したした。

 

「たずむンセンティブをスタンプ匏からポむント還元匏に倉曎し、お䌚蚈金額100円ごずに1ポむントの付䞎ずしたした。たたったポむントは、1ポむント1円ずしお次回以降の粟算時にご利甚いただけたす。埓来は、単玔蚈算で賌入金額の5ずいう高還元率で、さらにカヌドやスタンプずいった資材のストックも必芁でした。今回、デゞタル化によっお、そうしたコストを削枛できたこずも倧きかったですね」蟻氏

 

そしお運甚開始から2幎が経った2025幎10月には、新たに「䌚員ランク制床」を導入したした。これは幎間の环蚈賌入金額によっお、䌚員を「レギュラヌ」「ブロンズ」「シルバヌ」「ゎヌルド」の4ランクに分け、そのランクに応じお特兞やサヌビスを付䞎するずいうものです。

 

「䟋えば還元率は、ランクが䞊がるごずに1アップし、最高ランクのゎヌルドだず100円賌入に぀き4ポむント付䞎されたす。さらに毎月15日の『お菓子の日』は、ポむント10倍です。やはり高ランクの䌚員さたほど『お菓子の日』の来店率が高く、ランク制床導入埌はリピヌト率の向䞊を実感しおいたす。POSのデヌタを掻甚した斜策が、確実にロむダルティヌの向䞊に぀ながっおいたす」蟻氏

 

亀屋䞇幎堂の「䌚員ランク制床」
2025幎10月より開始。賌入金額に応じおランクを刀定し、ランクに応じた特兞やサヌビスを受けられる

たた、䌚員ランク制床によっお店舗ごずの特城も芋えるようになりたした。郊倖店では䞊䜍ランク䌚員の比率が高く、駅前店ではレギュラヌ䌚員の比率が高いなど、立地ごずの違いを把握できるようになったずいいたす。

 

さらにLINEミニアプリの導入により、「誕生日クヌポン」や「スクラッチ」ずいった斜策も簡単に実斜できるようになりたした。「誕生日クヌポン」は、ナヌザヌの誕生日が近づくずLINE公匏アカりント䞊で配垃するクヌポンです。ブロンズ以䞊の優良䌚員では、「40以䞊の利甚率の月もある」ずいいたす。

 

䞀方、「スクラッチ」は毎月20日に実斜しおおり、ナヌザヌはLINEミニアプリのボタンをタップするだけで参加できたす。最倧100ポむントが付䞎されるこずもあり、2026幎2月には、月間利甚回数が玄1侇3000回を蚘録したした。

 

「2026幎1月、スクラッチは1000回皋床の利甚でしたが、LINE公匏アカりントでスクラッチの日を配信したずころ、翌月には13倍になりたした。他にも、毎月限定の『季節の倧犏』の情報も定期的に配信しおいお、その開封率も高氎準です」斎藀氏

 

誕生日クヌポン・スクラッチ斜策で高い利甚実瞟

䌚員数10䞇人目前
党店舗で進めたデゞタル移行

LINEミニアプリ䌚員蚌の導入から3幎近くが経過した2026幎7月珟圚、䌚員登録数は10䞇人に迫る勢いで、玙時代の登録者数を超えたした。

 

「玙のスタンプカヌドは3040幎の歎史がありたしたが、その間にお名前や䜏所などの個人情報を取埗できたのは7䞇人。その情報に基づいお、定期的に商品情報のDMを郵送しおいたしたが、毎回、どれほどの効果があるのか䞍透明な郚分がありたした。いたはデゞタル化のおかげで配信効果を分析しながら情報を届けるこずができたす。もずもず圓瀟のメむン顧客は60歳以䞊の高霢者だったのですが、LINEずいうコミュニケヌションアプリのおかげで、3050代のお客さたも䌚員になっおいただいおいたす」蟻氏

 

LINEミニアプリ導入による成果

LINEミニアプリの䌚員蚌の導入で、確実な成果をあげおいる亀屋䞇幎堂。あらためお、その成功のポむントに぀いお䌺いたした。

 

「䞀番は、スムヌズに玙のスタンプカヌドからLINEミニアプリに移行しおもらえたこずだず思いたす。ずくに高霢のお客さたの負担を軜枛するため、スタッフによる䞁寧な呌びかけずサポヌトを培底。レゞ暪のPOPからQRコヌドぞ誘導するオペレヌションを党店䞀䞞ずなっお実斜したした。お急ぎのお客さたには、QRコヌド付きのチラシをお枡ししお、埌日の登録を䟝頌。Webサむトやむベント時でもデゞタル䌚員蚌ぞの移行を呌びかけるなど、地道な取り組みが実を結んだず感じおいたす。

 

たた、登録時の぀たずきポむントや想定されるトラブルをたずめた店舗向けマニュアルを敎備した結果、党店舗で同じ品質の案内ができるよう䜓制を敎えたこずも、スムヌズな移行に぀ながりたした。

 

導入前は個人情報をデゞタルツヌルで扱うこずに抵抗を芚えるお客さたもいるのではないかず心配しおいたした。しかし実際は、そうした声がお客さたから䞊がるこずはありたせんでした。日垞的に利甚されおいるコミュニケヌションアプリ「LINE」の芪和性ずお店ぞの信頌感があったからこそだず思いたす。7080代の高霢者のお客さたにも、問題なくお䜿いいただいおいたす」蟻氏

 

最埌に今埌の展望に぀いお䌺いたした。

 

「䌚員ランクが䞊がれば、リピヌト率ずLTV顧客生涯䟡倀が䞊がるずいう分析結果も出おいたすので、今埌もLINEミニアプリを掻甚しおナヌチャリングを行い、シルバヌずゎヌルド䌚員の割合を増やしおいきたいですね。顧客情報ず賌買デヌタの蓄積・分析を続け、商品開発にも生かしおいきたいず思いたす」斎藀氏
 

今回玹介した「LINEミニアプリ」を掻甚したデゞタル䌚員蚌に぀いお詳しく知りたい方は「LINEミニアプリ 䌚員蚌スタヌトガむド」をぜひご確認ください。PDF資料・無料

  • 本蚘事内の数倀や画像、圹職などの情報はすべお取材時点のものです

  • 本蚘事内の実瞟は取材先調べによる数倀です

公開2026幎7月、取材・文/盞柀良晃

䌁業名 株匏䌚瀟亀屋䞇幎堂
所圚地
神奈川県暪浜垂
事業内容
和掋菓子の補造・販売
サヌビス オンラむンショップ