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地域課題を解決するデマンド交通の事例 | デマンド交通による新しい地域活性化の形

株式会社ヴァル研究所

2024.03.27

合同会社うさぎ企画と開発として株式会社ヴァル研究所が東伊豆と焼津の両地域の行政と連携し、地域交流を促進するための新しい試みとしてオンデマンド交通の実証実験を行っています。この取り組みは、2024年2月現在、期間限定で展開されており、移動手段と交流イベントを組み合わせることで、地域内の交流を活性化させることを目指しています。

焼津市では、14万人が暮らす中堅都市が、ものづくりの街としての歴史を持ちながらも、従来のB2Bビジネスに新たな風を吹き込むため、スタートアップや副業を行う人材を積極的に招き、地域課題の解決に取り組んでいます。この実験を通じて、コワーキングスペースやイベントなど、様々な交流の場をオンデマンド交通でつなぎ、新たに参加する外部人材に地元企業との接触機会を提供し、彼らが地域の新たな関係人口として定着することを期待しています。一方で、人口1万人の小規模な東伊豆町では、人口減少が進む中で、首都圏からの移住者が増加しています。特に、移住者は退職した年配層とリモートワーク可能な若年層に大別され、これらの人々が地域に新しい活力をもたらす可能性を秘めています。私たちは、これら移住者のスキルや経験を地域の課題解決に活かしたいと考えており、オンデマンド交通を利用して地域活動に積極的に巻き込むことで、地域の課題解決の主役となることを期待しています。このように、東伊豆と焼津でのオンデマンド交通実験は、地域の様々な課題に対応し、地域内外の人々が新たに交流する機会を創出することで、地域社会の活性化に寄与することを目指しています。

LINEを活用したサービス開発:コスト削減とユーザー満足度の向上

LINEは幅広い年齢層に利用されているアプリです。そのため、開発においてはLINE自体がユーザーインターフェースとなり、裏側の機能開発に集中することができます。これにより開発コストを削減しつつも、ユーザーにとって魅力的なサービスを提供することが可能になります。
また、行政機関もLINE公式アカウントを開設されており、市民の方々が既に親しんでいるプラットフォーム上でサービスを提供することができるため、新たなサービスを利用する際の心理的なハードルを大きく下げることができます。このような背景から、私たちはLINEをサービスのプラットフォームとして活用することを決定しました。

データを活かしたサービス提案

株式会社ヴァル研究所では、提供するサービスの質をさらに向上させるために、どのようなユーザーが利用しているのか、またどのような情報やサービスに対して需要があるのかといったデータを収集しています。このデータを基にして、サービス企画を手がけるうさぎ企画さんに具体的な情報として提供し、よりユーザーのニーズに合ったサービスの企画・改善に活用いただいております※。
例えば、特定の地域や年齢層からのアクセスが多いことがわかれば、そのユーザー層に合わせたキャンペーンや新サービスの提案が可能になります。また、人気のあるコンテンツや機能に関する洞察も、今後のサービス開発やマーケティング戦略を練る上で非常に有益です。
データはサービスを充実させる上で欠かせない要素であり、私たちとうさぎ企画さんの間での連携を強化し、よりユーザーにとっての利便性と満足度を高めていきたいと思っています。


※LINEアカウントと紐づいた行動データの取得・活用にはユーザーの許諾が必須となります。

LINEを駆使したサービス改善:東伊豆プロジェクトの学びと展開

東伊豆のプロジェクト担当者からプロジェクトに再度取り組みたいという前向きなフィードバックをいただき、非常に良い反応を得られました。
このプロジェクトでは、LINEを利用することでユーザーの利便性を大幅に向上させることができました。ユーザーは、LINEアプリを通じて直接予約が可能になり、職員は、ユーザーがアプリで予約できるようになったことで他の業務に時間を使えるようになりました。今後も東伊豆のプロジェクトを含むさまざまな取り組みを通じて、LINEを活用したサービスの充実を図り、より多くのユーザー(CX)と職員(EX)にとって便利で価値のある体験(DX)を提供していきたいと考えています。

企業名 株式会社ヴァル研究所
事業内容
ヴァル研究所は、1988年に経路検索システム「駅すぱあと」を発売して以来、全国の公共交通機関データと高い信頼性をベースに法人向け・個人向けサービスを展開しています。近年では公共交通機関に加えてシェアサイクルやオンデマンド交通を始めとしたさまざまな新しいモビリティサービスへの対応など、MaaSへの取り組みや次世代の経路検索システムの研究・開発を推進しています。