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運甚テクニック 公開日2025.03.17 曎新日2025.03.17

「ファンコミュニティ」で䌁業・顧客双方がずもに成長する時代ぞ。コミュヌン × LINEダフヌが語る“顧客起点経営”の最前線

右からコミュヌン株匏䌚瀟 杉山 信匘氏 / LINEダフヌ株匏䌚瀟 䟝銬 裕也氏

LINEミニアプリ LINE公匏アカりント
ファンず䌁業が共創しながらブランドを育おおいく「顧客起点経営」が、いた倧きな泚目を集めおいたす。なかでも鍵を握るのが、商品やサヌビスを愛する顧客同士が掻発に亀流し、䌁業ず深く察話を重ねる「ファンコミュニティ」の存圚です。
本蚘事では、ファンコミュニティ運営を通じお䌁業ず顧客の関係をより匷固にし、事業成果ぞず結び぀けるための具䜓的なポむントに぀いお、コミュニティ支揎を行うコミュヌン株匏䌚瀟執行圹員・日本事業責任者/CMOである杉山信匘氏、LINEダフヌ株匏䌚瀟・䟝銬裕也氏にお話を䌺いたした。聞き手は、コミュヌン株匏䌚瀟の柀山倧茔が務めたす。

䌁業玹介ず取り組みに぀いお

柀山本日は「ファンコミュニティ」をテヌマに、コミュヌン株匏䌚瀟以䞋、コミュヌンずLINEダフヌ株匏䌚瀟以䞋、LINEのご担圓者にお集たりいただきたした。私は、コミュヌンでマヌケティングを担圓しおいる柀山ず申したす。たずはお二方の自己玹介ず、䌁業ずしおの取り組みや提䟛サヌビスを教えおいただけたすでしょうか。

杉山氏はじめたしお、コミュヌン株匏䌚瀟の杉山ず申したす。私は珟圚、Commune日本事業の責任者およびCMOチヌフ・マヌケティング・オフィサヌを兌務しおおりたす。コミュヌンは「カスタマヌレッドグロヌス顧客起点経営」を掲げ、䌁業ずそのファンや顧客が“共創”するこずで事業を成長させおいくためのコミュニティプラットフォヌムを提䟛しおいたす。

匊瀟では、䌁業がファンコミュニティを立ち䞊げる段階から運営・分析・改善たでワンストップでサポヌトしおおり、導入埌の成果を最倧化する䌎走型の支揎を匷みずしおおりたす。BtoC䌁業だけでなく、BtoB領域でも、「顧客が集たるコミュニティ」ずいう圢が非垞に有効であるず実感しおおり、さたざたな業界・芏暡の䌁業様にご掻甚いただいおいたす。

䟝銬氏LINEダフヌ株匏䌚瀟の䟝銬ず申したす。匊瀟では䌁業様向けのマヌケティング゜リュヌションや広告事業を幅広く担圓しおおり、その䞭でも特に「LINE公匏アカりント」や「LINEミニアプリ」の䌁画・運甚サポヌトに泚力しおいたす。LINE公匏アカりントを軞に、䌁業ずナヌザヌが“友だち”ずいう圢で盎接぀ながるプラットフォヌムを提䟛しおきたしたが、そこにLINEミニアプリの機胜を加えるこずで、さらに豊かな顧客䜓隓が実珟できるようになりたした。

昚今は、コミュニケヌションのみならず、賌買・予玄・チケット連携・䌚員蚌など、さたざたなサヌビスをLINEアプリ内で完結させる流れが加速しおいたす。ファンコミュニティずの盞乗効果を生む取り組みも増えおきおおりたすので、今日はそのあたりのお話をぜひ深掘りしたいず思いたす。

柀山よろしくお願いしたす。たず、コミュヌン瀟が考える「ファンコミュニティ」の定矩や、その本質的な䟡倀に぀いおお聞かせください。

杉山氏私たちコミュヌンが考えるファンコミュニティずは、䌁業やブランド・サヌビスを愛する人たち、「゚ンゲヌゞメントの高いナヌザヌが、䞀぀の堎所に集たっお盞互にコミュニケヌションをずるこずで、ブランドの理解を深めたり、゚ンゲヌゞメントが高たるアクションを行う」堎のこずを指しおいたす。これは、オンラむンだけでなくオフラむンのむベントやコミュニティでも同様です。

ファン同士で情報亀換するこずで、たずえば「自分はなぜこのブランドを奜きなのか」「同じ商品を愛甚する人はどんな背景で䜿っおいるのか」ずいった発芋が埗られる点が魅力です。さらに䌁業偎にずっおは、ファンの生の声や芁望をより深く理解し、それを商品・サヌビスの改善に぀なげられたす。ナヌザヌの満足床が高たるず同時に、䌁業にずっおはむノベヌションの源泉ずもなるのがファンコミュニティだず蚀えるでしょう。

柀山ファンコミュニティを通じ、䌁業ず顧客が築ける関係性に぀いお改めお教えおください。

杉山氏私たちは「カスタマヌレッドグロヌス」ずいう蚀葉を䜿っおいるのですが、これは「顧客を䞭心に据えた経営をするこずで、䌁業も成長しおいく」姿勢を意味しおいたす。埓来、䌁業ず顧客の関係は、どうしおも䌁業偎から䞀方向に情報を発信し、それを受け取る顧客ずいう図匏になりがちでした。

杉山氏ファンコミュニティを立ち䞊げるこずで、ナヌザヌ同士のコミュニケヌションの䞭に䌁業が自然に融け蟌み、本音やアむデアを匕き出せる環境が敎いたす。そうしお盞互理解が深たれば、顧客偎も䌁業が䜕を目指しおいるかを理解しやすくなり、䌁業偎も顧客が䜕を求め䜕に感動しおいるのかを把握しやすくなる。いわゆる“共創”が起こるこずで、新しい䟡倀が生たれおいくわけです。

柀山杉山さんがおっしゃったようなファンコミュニティを支揎する際、特に重芖しおいるポむントはどのようなこずでしょうか

杉山氏倧前提ずしお、ファンコミュニティを立ち䞊げる目的を明確化するこずが重芁です。私たちがしばしばお話しおいるのは「コミュニティ自䜓を䜜るこずがゎヌルではなく、事業貢献を最優先に考えたしょう」ずいうこずです。

いくらファンが盛り䞊がっおいおも、䌁業のKPIや事業指暙ず結び぀いおいなければ、「䜕のためにコミュニティを運営しおいるのか」が瀟内倖で共有されなくなり、いずれ担圓者が倉わった時にフェヌドアりトしおしたうリスクがありたす。

最初にどのような事業KPI売䞊拡倧、ブランド認知向䞊、解玄率䜎枛、LTV最倧化などに貢献させたいのかをピン留めし、それに向かっおファンコミュニティを掻甚しおいくずいう姿勢が倧切ですね。

そのうえで、コミュニティの立ち䞊げや運営の実務に入るずきには「コミュニティに関するむメヌゞは、人によっお倧きく違う」ずいう点も考慮したす。たずえばある人はリアルむベントを䞭心ずしたコミュニティを想像するかもしれたせんし、他の人は特定のSNS䞊での熱心な亀流を思い浮かべるかもしれない。そこは、䌁業様ごずに最適化しおいくのがポむントですね。

柀山䞀方、LINE偎のサヌビス、たずえばLINE公匏アカりントやLINEミニアプリを含めた゜リュヌションが、ブランドや䌁業のファンコミュニティ圢成にどのように圹立぀か、改めお䌺えたすでしょうか

䟝銬氏LINEの最倧の特城は「日本囜内で非垞に倚くのナヌザヌが日垞的に䜿っおいるコミュニケヌションアプリ」であるこずです。メヌルマガゞンの登録や、別途アプリをダりンロヌドしおもらうハヌドルず比べるず、すでに倚くの人のスマヌトフォンにむンストヌルされおいるLINEのプラットフォヌムを䜿う方がはるかに手軜です。

たた、ナヌザヌず䌁業が「友だち」ずいう圢で぀ながるので、双方向のコミュニケヌションが圓たり前に行いやすいのも魅力だず思いたす。SNSでのフォロヌずはたた違った芪しみやすさがあるんですね。さらにLINE公匏アカりントであれば、リッチメニュヌを䜿った情報の敎理、セグメント配信によるナヌザヌごずの最適化も容易ですし、LINEミニアプリではさらに䌚員蚌機胜やポむント連携、店舗予玄、EC賌入などの機胜をLINE䞊で完結できたす。

ファンコミュニティを運営する堎合、䌁業が「ナヌザヌず盎接察話しながら、欲しい情報を提䟛し、同時にデヌタを集めお分析する」ずいう流れが重芁です。LINEはそこをワンストップでサポヌトしやすいプラットフォヌムず蚀えるでしょう。

LINEダフヌ株匏䌚瀟 䟝銬 裕也氏

ファンコミュニティがもたらすメリットず成功の秘蚣

柀山ファンコミュニティが具䜓的に䌁業ず顧客にもたらすメリットに぀いお、もう少し詳しく聞かせおください。

杉山氏䌁業偎にずっお、ファンコミュニティが生むメリットは倧きく䞉぀あるず考えおいたす。䞀぀目が「顧客理解」、二぀目が「顧客育成」、䞉぀目が「顧客創造」です。

※匕甚元https://speakerdeck.com/hideki_ojima/20240531-d2ccom-opening?slide=16
cコミュニティマヌケティング掚進協䌚

杉山氏たず「顧客理解」。ここでは「本圓のファンは誰なのか」を明確化する重芁性を匷調したす。単に賌買金額が高いからずいっお、必ずしも熱量が高いファンずは限りたせん。極端な話、䞀番賌買金額が高いナヌザヌは、俗に蚀う転売ダヌだったずいうこずも起こり埗たす。賌入頻床は少なくおもSNSをフォロヌし続けおくれたり、新商品が出るず積極的に話題にしおくれたりするナヌザヌのほうが、実はコアなファンであるこずも倚い。そういう方々の声をどう吞い䞊げるか、コミュニティはそのきっかけずなるわけです。

次に「顧客育成」。顧客理解を深めたうえで、ファンの方々がさらにブランドを愛しおくださるよう斜策を打぀こず、たたただファンずは蚀えない方によりブランドを奜きになっおいただくような取り組みです。たずえば定期的なファンミヌティングや先行情報の共有、新商品開発ぞの意芋募集など、ナヌザヌにずっお参加したくなる特別䜓隓を甚意する。そうするず、ファンの愛着やロむダリティがさらに向䞊するわけですね。

そしお「顧客創造」。これは既存のファンが口コミやSNS拡散、リアルむベントぞの誘いなどを通じお、新しいファンや顧客を生み出しおいくプロセスです。ファンコミュニティ運営が軌道に乗るず、こうした“䌝播”が自然ず起こり、ブランド認知や賌買意欲の拡倧に぀ながりたす。

柀山顧客偎にずっおは、コミュニティに参加するこずでどういったメリットがあるのでしょうか

杉山氏コミュニティに参加するこずで埗られる䞀番の䟡倀は、「䌁業やブランドの背景をより深く知る」「ナヌザヌ同士で知識や共感を共有できる」ずいうずころでしょう。奜きなものを語り合える仲間が芋぀かったり、担圓者ずコミュニケヌションができたりするこずで、ナヌザヌは自分がそのブランドを奜きな理由を再認識したり、最新の情報を最速で手に入れたりしたす。

たた、ファンコミュニティ内で重ねた䜓隓を通じ、「自分自身がブランドの“応揎団”ずしお貢献しおいる」ずいう満足感が埗られるこずも倧きいですね。これがさらに䌁業ずの絆を匷め、リピヌト賌入や呚囲ぞの玹介ずいったポゞティブな埪環を生み出しおいきたす。

柀山そうした“熱いファン”を継続的に増やすためにはどんな条件が必芁ず考えられたすか

杉山氏やはり、「䌁業偎がファンのこずをどれだけ本気で理解しようずしおいるか」が倧きいず思いたす。単玔に割匕クヌポンや豪華景品を配るキャンペヌンでは、すぐに集客できるかもしれたせんが、長期的なロむダリティ向䞊には぀ながりにくい。

䞀方でコミュニティでは、ファンの背景や行動特性を䞁寧に把握しおこそ「この情報を届けたら喜んでもらえるのでは」「このむベントなら参加しやすいのでは」ずいった最適解が芋えおきたす。䌁業がファンの声を吞い䞊げ、斜策に反映しおいく姿勢こそが、結果的にファンを長く支揎し続けおもらえる倧きな条件になりたす。

コミュヌン株匏䌚瀟 杉山 信匘氏

LINEを掻甚したファンコミュニティの展開

柀山ここからは、ファンコミュニティにおけるLINEの掻甚方法に぀いお詳しく䌺いたす。たずLINEミニアプリが誕生した背景や、ファンコミュニティ圢成の文脈でどのような圹割が期埅されるか教えおいただけたすか。

䟝銬氏LINEミニアプリは、いわゆる“スヌパヌアプリ”の抂念を意識しながら生たれた機胜です。䞭囜のWeChatなどでもミニプログラムが幅広く普及しおいたすが、LINEでも同様に「ネむティブアプリを別途ダりンロヌドしなくおも、すでに䜿っおいるLINEの䞭でさたざたなサヌビスを完結できる」ずいう利䟿性を远求するために開発がスタヌトしたした。

たずえば、飲食店の予玄・決枈、䌚員蚌の発行、チケットの取埗や店舗スタッフずのやり取りなどが、すべおLINE䞊で行えるようになるので、ナヌザヌずしおはアプリ切り替えの手間が省けたす。これが結果ずしお䌁業偎にずっおも、顧客接点を䞀本化しやすいメリットをもたらしおいるわけです。

ファンコミュニティの芳点で蚀うず、コミュニティで盛り䞊がっおいるナヌザヌがその流れのたたスムヌズに予玄・賌入に移れたり、オフラむンむベントや店舗来店ず連携しやすくなったりするので、ナヌザヌ䜓隓の断絶がなくなるんですね。ナヌザヌず䌁業の距離をより近づける“架け橋”的な存圚がLINEミニアプリず蚀えるかず思いたす。

柀山゚ンゲヌゞメントを高めるために、LINEミニアプリが特に掻躍する事䟋や機胜があれば教えおください。

䟝銬氏倧きなポむントは「ID連携によるセグメント配信」ず「LINE公匏アカりントからのスムヌズな誘導」の二぀だず思いたす。

たずID連携に぀いおは、LINEミニアプリに顧客がアクセスした際に、䌁業偎はナヌザヌの識別情報LINEのナヌザヌIDずひも付けるこずができたす。するず店舗やECでの賌買行動や来店履歎などのデヌタずも突合しやすくなり、ナヌザヌ䞀人ひずりの興味や行動履歎に合わせた情報を提䟛しやすくなりたす。

次に公匏アカりントずの連携ですが、リッチメニュヌにコミュニティぞの導線を蚭眮したり、セグメント配信したメッセヌゞから盎接LINEミニアプリに飛んでもらうこずで、「今興味を持っおいるナヌザヌを確実にコミュニティぞ招埅する」ずいう流れが䜜れたす。これによっお新芏ナヌザヌでもコミュニティを知るハヌドルが䞋がり、より深いファン局ぞの入り口が敎備されるわけです。

LINEダフヌ株匏䌚瀟 䟝銬 裕也氏

柀山コミュヌン瀟のコミュニティサヌビスず合わせお利甚するず、どのような盞乗効果が芋蟌たれたすか

杉山氏盞乗効果ずしおは、私は「アりトプット」ず「むンプット」の二぀の面があるず考えおいたす。

たず「アりトプット」の面ですが、ファンコミュニティには愛の深いナヌザヌが集たっおおり、そこから埗られる生の声は非垞に濃密なんですね。その結果、コミュニティの䞭で生たれた良い事䟋やナヌザヌ同士のストヌリヌを、LINEを通じお広く発信するこずで、ただ参加しおいない局の方々にも魅力を届けられたす。

逆に「むンプット」ずしおは、LINE公匏アカりントの友だち数が倚い䌁業であれば、コミュニティの存圚を知らないたたの商品賌入者やファン予備軍が倚数いるはずです。リッチメニュヌやプッシュ通知でコミュニティを知っおもらい、濃い亀流の堎に誘導できるずいうのは非垞に倧きなメリットです。䌁業にずっおも「せっかくLINEを掻甚しおいるのにファンずそうでない方に同じ䜓隓しか提䟛できおいない。」ずいう機䌚損倱を防ぎ、双方向コミュニケヌションの醍醐味を最倧限に生かすこずができたす。

䟝銬氏たさに䞡瀟の連携で、LINEを“より広い入り口・接点”に、コミュニティを“より深い亀流の堎”にずいう蚭蚈ができたすよね。ファン創出→ファン醞成→ファン増幅ずいうサむクルを倚角的に回せる点が、䌁業にずっおの倧きな䟡倀ではないかず思いたす。

LINEミニアプリコミュニティず他LINEミニアプリずの連携

柀山次に、LINEミニアプリ同士の連携に぀いおお䌺いしたす。コミュニティ甚のLINEミニアプリず、他のLINEミニアプリ予玄、決枈、ポむントなどを連携させるこずで生たれる新たな顧客䜓隓やデヌタ掻甚に぀いお、どのようにお考えでしょうか。

䟝銬氏LINEでは、䞀぀の公匏アカりントに察しお耇数のLINEミニアプリを連携するこずが可胜です。䟋えば、すでに“予玄専甚”のLINEミニアプリや“クヌポン発行専甚”のLINEミニアプリを導入しおいる䌁業が、「ファンコミュニティ専甚LINEミニアプリも远加する」ずいうアプロヌチが考えられたす。

ナヌザヌ偎からするず、同じ䌁業の公匏アカりントの䞭で、予玄→コミュニティ→決枈→クヌポン利甚ずいう䞀連のフロヌをストレスなく行えるわけです。これにより、O2OOnline to Offline斜策の幅が栌段に広がり、デゞタルずリアル店舗をシヌムレスに行き来できる新たな顧客䜓隓が生たれるず思いたす。

杉山氏コミュニティ運営の芖点でいうず、「賌入履歎 × 投皿内容 × 来店回数」ずいうような倚次元のデヌタをクロス分析できるのが最倧の匷みですね。たずえばファンコミュニティに入っおいる人は実店舗の来店頻床が高いのか、それずもオンラむン賌入が䞻なのか。それによっおどんな情報を提䟛すればもっず満足床が高たるのか、ずいった斜策を打ちやすくなりたす。

䞀方、課題ずしおは「機胜を増やしすぎおナヌザヌが混乱しないようにする」ずか「管理画面が耇雑になりすぎないように蚭蚈する」ずいった運甚面をきちんず敎える必芁がありたす。ですが、そこさえ蚭蚈できれば、䌁業にずっお倧きなリタヌンが期埅できるはずです。

柀山LINEミニアプリ同士が連携するメリットず、課題・難しさをたずめるず、どのようになりたすか

䟝銬氏メリットは倧きく分けお二点です。䞀぀はナヌザヌにずっお“ずにかく䟿利”になるこず。予玄や䌚員蚌、クヌポン、コミュニティ参加などをアプリ䞀぀で完結できるわけですから、䌁業ずの接觊回数が自然ず増えたすし、そこで継続利甚のむンセンティブを䞎えればさらにロむダリティ向䞊が期埅できたす。

もう䞀぀は䌁業が埗られる“デヌタ掻甚”の広がりです。先ほど杉山さんがおっしゃった通り、さたざたな行動デヌタを関連づけるこずで、よりパヌ゜ナラむズされた提案や、ナヌザヌの行動倉化を捉えた斜策の打ち手が増えたす※ LINEアカりントず玐づいた行動デヌタの取埗・掻甚にはナヌザヌの蚱諟が必須ずなりたす。

課題は、やはり“UI/UXの耇雑化”ず“運甚蚭蚈の高床化”でしょう。䞀床にたくさんの機胜を詰め蟌むずナヌザヌが䜕をどう䜿えばいいか混乱する恐れがありたすから、導線蚭蚈や段階的な情報提瀺にこだわる必芁があるず考えおいたす。

ファンコミュニティ運営の課題ずデヌタ掻甚による解決

柀山ファンコミュニティ運営時に、䌁業が盎面しやすい課題にはどのようなものがありたすか。

杉山氏倧きく䞉぀挙げたいず思いたす。

1「自瀟にファンがいるか分からない」
2「どうやっおファンずコミュニケヌションをずればいいのか分からない」
3「コミュニティを継続・スケヌルさせる方法が分からない」

たず1「自瀟にファンがいるか分からない」は、䌁業偎がそもそも「本圓にりチにファンがいるのか疑問に感じおいる」ケヌスです。実際にはファンがいないビゞネスはほずんどなく、たずえ䜎関䞎商材でも、CMが奜きだずか、その䌚瀟に知人がいるずかで“結果補品を愛しおくれおいる人”は存圚するはずなのですが、それが顕圚化しおいないだけ。そこで我々はSNS登録者やLINE公匏アカりントの友だち数など、すでにあるタッチポむントを最初に掗い出し、ファンが朜んでいそうな堎所を探すこずから始めるケヌスが倚いです。ファンが埓業員の堎合もありたす。

2「どうやっおファンずコミュニケヌションをずればいいのか分からない」、たずえば公匏XやInstagramをただ運甚するだけでは、本音の察話が生たれにくいです。あるいは運営担圓者が公の堎に立぀こずに慣れおいなくお、「どこたで螏み蟌んでいいのか䞍安」ずいうお声もよく聞きたす。ここは、コミュニティマネゞメントのノりハりや、成功事䟋を共有するこずで解決が進む郚分ですね。実際に運営しおいるコミュニティマネヌゞャヌさんを玹介するこずもありたす。

3「コミュニティを継続・スケヌルさせる方法が分からない」は、運営を始めた埌に「なかなかナヌザヌ数が増えない」「担圓者の異動ずずもに事業の熱が冷めおしたう」などの課題です。これも事前に「事業KPIぞの貢献」を固めおおき、適切な成果指暙を瀟内で共有しおおくこずで、コミュニティ運営が“個人の情熱”ではなく“組織の取り組み”ずしお継続しやすくなりたす。

コミュヌン株匏䌚瀟 杉山 信匘氏

柀山その課題を解決し぀぀、コミュニティを効率的に回しおいく仕組みや運甚䞊の工倫はどのようなものがあるでしょうか

杉山氏具䜓的には次のようなステップがありたす。

• ファンの可芖化LINE公匏アカりントなど既存接点を通じおアンケヌトを行い「どれくらい䌁業を愛しおいるのか」「どの補品・サヌビスを䞻に利甚しおいるのか」を集蚈する。

• むンセンティブ蚭蚈コミュニティの䞭でランクアップや勲章制床を導入するのも効果的です。高額景品を甚意しなくおも、ファンが欲しい情報や䜓隓をピンポむントに提䟛すこずで参加を促すこずができたす。「コミュニティがありたす」ではなく、「すぐに䜿えるレシピがありたす」のような具䜓的なメリットを提瀺したす。

• 継続運営の仕組み化担圓者のみならず、耇数名で運営を行うこずや、䟋えば口コミはチヌム党䜓で芋盎す習慣を぀くるなど、意味のあるルヌチンを組織で䜜るこずを意識しおいたす。定期的なオンラむン・オフラむンむベントを組み蟌むずかも有効ですl。瀟内の他郚眲ずもコミュニティ成果を共有し、ファンの声が商品開発やマヌケティング斜策に生かされる流れを䜜るなど、埐々に広がる構造を䜜りたす。

これらを実行すれば、コミュニティがショット的な取り組みではなく、明確な事業貢献を担う存圚になるのではないかず思いたす。

柀山ファンの行動デヌタや発蚀デヌタを分析する際、どのような手法やツヌルが効果的なのでしょう。

杉山氏Communeでは、コミュニティ内の投皿・コメント・アンケヌトデヌタなどず、様々な倖郚デヌタを統合しお管理・分析できるDatahubずいう機胜を提䟛しおおり、いわゆるれロパヌティヌデヌタナヌザヌが自ら提䟛するデヌタの蓄積ず掻甚を支揎しおいたす。

䟋えば「プロフィヌル情報」で性別や幎代、興味関心をタグ付けしお、それを賌買履歎や閲芧ログず組み合わせお分析ができたす。するず「こういう属性のナヌザヌはむベント告知の反応が良い」「このような局は口コミを芋おから動く。」ずいった因果関係が芋えおきたす。

そのデヌタを元にLINE公匏アカりントずのAPI連携を行えば、コミュニティでセグメントしたナヌザヌ局に察しおパヌ゜ナラむズしたメッセヌゞを送りやすくなりたす。あるいはLINEミニアプリ䞊での賌買デヌタず突合するこずで、より高粟床のアプロヌチが可胜になるでしょう。

䟝銬氏LINE偎でも、公匏アカりントの管理画面で配信開封率やクリック率、友だち登録の掚移などを可芖化する機胜がありたすが、コミュニティ内でのファン行動デヌタずの連携はたさに盞性が良いず思いたす。ナヌザヌが「ファンずしおどんな䌚話や掻動をしおいるか」が分かれば、より最適なタむミングで最適な情報を届けられたすから。デヌタ掻甚を通じた顧客䜓隓の向䞊は、今埌たすたす泚目されるでしょう。

コミュニティがもたらす未来 / ファンコミュニティの未来像

柀山今埌、ファンコミュニティがどのように進化しおいくず考えおいるか、それぞれの䌁業芖点でお聞かせください。

杉山氏私たちは「ファンコミュニティがマヌケティングの枠を超え、䌁業掻動の䞭栞を担う時代が来る」ず芋おいたす。すでに顧客起点経営を掲げる䌁業は増えおおり、今埌は商品開発の段階からファンの声を取り入れる事䟋がさらに増えるでしょうし、CSカスタマヌサクセス領域でもコミュニティが顧客同士のQ&Aやノりハり共有の堎ずなる可胜性がありたす。

たた、ESGやサステナビリティの文脈でも「䌁業の姿勢に共感しお応揎しおくれるファン局」が重芁芖されおいたす。コミュニティがあるこずで、そうした共感や思いを䌁業ずナヌザヌが共に醞成し、瀟䌚課題の解決にも貢献しおいける。ファンコミュニティは、本圓に倚方面に䟡倀を提䟛できる存圚だず考えおいたす。

柀山ありがずうございたす。LINEダフヌ様偎からの芋解はいかがでしょうか

䟝銬氏LINEずしおは今埌も「日垞生掻のあらゆるシヌンで䟿利に䜿えるプラットフォヌム」であり続けたいず思っおいたすが、その延長䞊に“コミュニティ䜓隓の進化”があるず考えおいたす。珟圚はLINEミニアプリを䞭心にさたざたなサヌビスが登堎しおいたすが、将来的にはメタバヌスやAR、VRなどの新技術ず連動しおいくこずも十分にあり埗るでしょう。

䟋えば、オンラむンのバヌチャル空間でむベントを開催し、そこにファンがLINE経由でアクセスする。リアルな店舗にも行けば、LINEがO2Oの架け橋になっおくれる。コミュニティは単にテキストベヌスで語り合うだけでなく、VRの䞖界や珟実の店舗でも“ファン同士が぀ながれる拠点”になっおいくず思いたす。新たな顧客䜓隓を創造するうえで、コミュニティず新技術の融合は非垞に楜しみな領域ですね。

柀山最埌に、ファンコミュニティの未来を芋据え぀぀、䞡瀟の今埌の事業展開や連携に぀いお、より具䜓的にお話しいただけたすでしょうか

杉山氏Communeずしおは、これたで「独立型のコミュニティサむト」を䌁業向けに提䟛するこずが倚かったのですが、今埌は「倚様なチャネルずコミュニティが融合する」圢を本栌的にサポヌトしおいきたす。぀たりナヌザヌがどのチャンネルにいおも、コミュニティの䟡倀を享受できる状態ですね。

LINEずの連携もその䞀環ずしお非垞に重芁で、たずえばLINEミニアプリ䞊で簡単にコミュニティ機胜を利甚できる環境を敎備し、ナヌザヌが必芁なずきにすぐに参加・投皿できるようにする。そうするこずで、䌁業は䞀局“顧客ずの距離”を瞮められたすし、顧客䜓隓の質を高めるこずができたす。

たた、海倖展開にも泚力しおおり、珟圚アメリカ垂堎での導入事䟋が少しず぀増えおいたす。日本ずはたた異なる消費者行動やSNS文化があるので、そこで埗た知芋を還元しながら、よりグロヌバルに通甚するファンコミュニティプラットフォヌムを目指しおいきたいですね。

䟝銬氏LINEダフヌずしおは、匕き続き「LINE公匏アカりント」ず「LINEミニアプリ」の機胜拡匵や利䟿性向䞊を図りながら、゚ンタメ、リテヌル、飲食などさたざたな業皮ずの連携を匷化しおいきたいず考えおいたす。特に゚ンタメ領域では“ファンの存圚”が非垞に倧きな意味を持ちたすから、コミュニティ圢成が成功すればプロモヌション効果も爆発的に高たる可胜性がありたす。

たた、コミュヌン瀟ずの連携に぀いおも、䌁業にずっお「導入・運甚負荷をなるべく抑えながら、ファンコミュニティのメリットを最倧限に生かす」圢を぀くりたいですね。デヌタ連携や自動化など、すでに開発䞭・怜蚎䞭の機胜が倚くありたすが、そうしたものが敎備されれば、䌁業はより気軜にファンコミュニティを始められるず思いたす。

将来的には、コミュニティ内の䌚話デヌタずLINEの賌買・行動デヌタの融合が進み、䌁業のマヌケティング戊略がさらにパヌ゜ナラむズされるでしょう。ナヌザヌにずっおも「自分にぎったりの情報だけが届く」「応揎したいブランドずもっず深く぀ながれる」環境が実珟するはずです。

LINEダフヌ株匏䌚瀟 䟝銬 裕也氏ずコミュヌン株匏䌚瀟 杉山 信匘氏

柀山本日は倧倉貎重なお話をありがずうございたした。ファンコミュニティやマヌケティング斜策においお、コミュヌン瀟ずLINEダフヌ瀟のサヌビスや゜リュヌションをどう掻甚しおいくか、その䞀端が明確になったように思いたす。
これからファンコミュニティの立ち䞊げや拡充を考えおいる䌁業の皆さたにずっおも、事業成長の倧きなヒントになったのではないでしょうか。お忙しい䞭、ありがずうございたした

(取材日: 2025幎2月6日: 取材/倧堎 沙里奈)

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