LINE公式アカウントでは、ユーザーごとにユニークIDを発行し、個人を特定しない形でデータを収集しています。 アンケート調査やイベント参加状況、企業の実証実験データをユニークIDに紐付けることで、 参加動向を把握し、セグメント配信やリッチメニューのカスタマイズを行い、 個別最適化されたサービスを提供しています。 また、属性情報(年代、性別、居住年数、家族構成など)やイベントログ、任意のタグ情報をもとに、ユニークIDごとの参加回数や頻度、サービス利用状況の可視化が可能となったことから、効果測定や施策の改善にも役立っています。 この仕組みを応用し、LINEユーザーの60代以上を対象に「ゆるやかな見守り機能」や「日々のコミュニケーションツール」の可能性を探る実証実験も行いました。1日1回、生活や健康に関するアンケートを送信し、その回答をダッシュボードで確認する形式で実施し、参加者からは「負担なく楽しく参加できた」「日々の習慣となると良い」といった前向きなご意見を多くいただきました(なお、個人情報は取得しておりません)。
運用テクニック
公開日:2024.12.27
更新日:2024.12.27
UR賃貸住宅のデジタル会員証導入事例 | 住民サービスと付加価値向上への取り組み
LINEミニアプリ
UR賃貸住宅におけるLINE公式アカウント活用の概要
UR賃貸住宅にお住まいの方や、その周辺地域にお住まいの方向けに、LINE公式アカウントを活用した情報提供やデータ収集・分析を通じたデジタル化を推進しています。
これにより、お住まいのお客様への便利で身近なサービス提供とともに、民間企業との新たな共創基盤の整備ができました。
特に「デジタル会員証」の利用が可能となったことで、よりスムーズなオペレーションが可能となりました。また、アンケート調査やイベント参加状況を収集・分析したデータを活用し、新たなサービスやビジネスモデルの構築、UR賃貸住宅の付加価値向上を目指しています。
LINEの活用に至ったきっかけ
UR賃貸住宅やその周辺にお住まいの方々へのアプローチは、従来、チラシ配布や掲示によるイベント告知、紙のアンケートを活用した情報収集・分析など、アナログな手法に依存しており、お客様一人ひとりの参加状況を定点的に観測することが難しいという課題がありました。LINE公式アカウントであれば、幅広い年齢層が日常的に利用しており、今後も当面は継続利用される見込みが高い点や、「LINEミニアプリ」をはじめとする機能拡張が容易で、新たなアプリのインストールも不要である点などから、お客様のデジタル接点として魅力的なコミュニケーションツールであると考え、採用しました。
現在では、お客様とのデジタル接点の環境が整い、スムーズなデータ収集・分析が可能となり、新たな施策検討になくてはならない存在となっています。
属性情報を活用した効果的な可視化と配信
リリース後の評判
従来の紙媒体(チラシ配布や掲示)に代わる効率的な周知や、「デジタル会員証」の活用、ユーザー一人ひとりのニーズに合わせたサービス提供が可能となったことから、お客様からは「欲しい情報がリアルタイムに、効果的に届くようになった」「徐々にサービスが分かりやすくなってきた」といったお声を頂いているほか、「イベントで会員証を提示する」という流れも少しずつ定着している実感があります。 また、プロジェクト全体では、1,000名を超えるユーザーにご登録いただいており、他のアプリ・サービス等では実現できないであろうユーザー数を獲得することができました。
「URコネクトプロジェクト」の今後の展望
今後も引き続きLINE公式アカウントを活用し、サービスの拡充を図りながら、データの効果的な活用方策、ひいてはUR賃貸住宅の付加価値向上に寄与する施策について、引き続き検討を進めていきたいと考えています。 また、社内でもLINE公式アカウントの活用については高い関心を受領しているところですので、将来的な汎用展開も見据えながら、連携企業とのよりスムーズなデータ構築、セキュリティ面における強化に向け、社内のマニュアル・ルール策定にも貢献してまいりたく考えています。
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