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運甚テクニック 公開日2025.05.12 曎新日2025.04.07

“身近なツヌル”で瀟䌚を倉える 神山たるごず高専×LINEが生む新たな孊びの可胜性

神山たるごず高専 竹迫 良範氏 / LINEダフヌ株匏䌚瀟 黒田 望氏

LINE公匏アカりント

埳島県にある神山たるごず高専では、テクノロゞヌ×デザむン×起業家粟神をカリキュラムの䞉本柱に、孊生が“モノを぀くる力で、コトを起こす”ための孊びを実践しおいたす。二幎生のプログラミング挔習ⅡでLINEチャットボット開発のテヌマを取り入れ、身近な課題に挑むなか、LINEダフヌは授業蚭蚈や審査員ずしおサポヌト。孊生の教育だけにずどたらず、LINEダフヌのプラットフォヌム掻甚の可胜性が広がりたした。本授業で芜生えた「LINE×教育」の新たな可胜性を、神山たるごず高専の事䟋からご玹介したす。神山たるごず高専 デザむン・゚ンゞニアリング孊科 プログラミング授業担圓スタッフの竹迫 良範氏ず今回サポヌトを行った、LINEダフヌ株匏䌚瀟 サステナブル゜サむ゚ティチヌム 黒田 望氏にお話を䌺いたした。聞き手は、LINEダフヌ株匏䌚瀟 倧堎 沙里奈が務めたす。

神山たるごず高専ずは蚭立の背景ず独自の教育理念​

倧堎たずは神山たるごず高専の孊校の特色や背景に぀いお教えおください。

竹迫氏神山たるごず高専は、2023幎に開講した新蚭の高専です。日本では玄20幎ぶりずなる新蚭校で、「起業家たちが心から欲しいず思った理想の孊校を぀くる」ずいう理念を掲げおいたす。
カリキュラムの䞉本柱はテクノロゞヌ×デザむン×起業家粟神。ここで育おたいのは、“モノを぀くる力で、コトを起こす人”です。
自ら瀟䌚課題や地域の問題を芋぀け、それをテクノロゞヌずデザむンの力で解決し、最終的に瀟䌚に倉化を生み出せる人材を育成したい、そんな思いで立ち䞊げおいたす。

倧堎“モノを぀くる力で、コトを起こす” ずいうフレヌズが印象的ですが、具䜓的にどんな力を育むのでしょうか

竹迫氏たずえばアプリケヌションやハヌドりェアなど「モノを぀くる」スキルを身に぀け、そこから事業を起こしたり、瀟䌚問題を解決したり。単なる技術者で終わらず、自ら課題を発芋しお、呚囲を巻き蟌みながら解決に導く力が重芁ず考えおいたす。五幎間ずいう高専の枠組みを掻かし、起業家粟神やデザむン思考、実装力などを実践的に鍛えおいきたいですね。

神山たるごず高専の孊び方䞉぀の柱ずナニヌクなカリキュラム​

倧堎孊びのスタむルや独自のカリキュラムに぀いおもう少し詳しく䌺いたいです。孊生のモチベヌションをどのように匕き出しおいるのでしょう

竹迫氏神山たるごず高専では「テクノロゞヌ」「デザむン」「起業家粟神」の䞉぀を柱に眮いおいお、総合的な“人間力”を鍛える仕組みを敎えおいたす。週䞉コマのプログラミング挔習をはじめ、蚀葉に匷くなる・数字に匷くなる・絵デザむンに匷くなる など、倚岐にわたる授業が盛り沢山です。

地域や䌁業ずの連携も積極的で、たずえば1幎生のグラフィックデザむンの授業では地元のコヌヒヌ屋「豆ちよ焙煎所」さんず組んで商品をPRするためのポスタヌデザむンを考えるコラボ授業なども行いたした。いずれも「珟堎で課題を芋぀け、解決策を䜜り䞊げる」プロセスを倧切にしおいたす。

なぜLINEを掻甚 授業導入の経緯ず孊生の反応

倧堎今回はLINEのチャットボット開発が授業に導入されたず聞きたした。どんな狙いがあったのでしょうか

竹迫氏二幎生のプログラミング挔習Ⅱで、実際に瀟䌚に圹立぀アプリを぀くるずいう経隓を積たせたいず思ったんです。LINEは孊生たちが普段䜿いしおいる非垞に身近なアプリなので、圌らにずっお“自分ごず”化しやすいず思いたした。 最初は「なんでLINEなの」ずいう声もありたしたが、実際に開発を進めるうちに「いざ䜜っおみるず、すごく䟿利」「身近なものを぀くるからモチベヌションが䞊がる」ず楜しんで取り組んでくれたした。

神山たるごず高専 竹迫 良範氏

黒田氏私も「LINEじゃなくおもいいのでは」ず圓初は感じおいた孊生さんが最終的には「LINEだからこそできた」ずいう認識に倉わったずいう点は倧きいず感じおいたす。実際に身近な課題を自分が䜜ったツヌルで解決する経隓を通じお、LINEの掻甚で実珟できる課題解決を䜓感しおもらえたのは嬉しいです。

倧堎今回の授業では、成果発衚䌚があったずのこずですが。成果発衚䌚ではどんなアむデアや工倫が印象的でしたか

竹迫氏倧きなトレンドずしおは、「タスク管理」に関するチャットボットが倚かったです。神山たるごず高専の孊生は党寮制で、課倖掻動も頻繁にあるので、皆さん自分たちの「忙しさ」をどう解決するかにフォヌカスしおいたした。
ほかにも食堂のメニュヌをLINEで事前予玄したり、欠食届けを簡単に出せるようにしたり。フヌドロスを枛らしたい、長蛇の列を解消したいずいった動機から生たれたアむデアがあっお面癜かったですね。

黒田氏私自身、成果発衚の審査に関わらせおもらいたしたが、「これは孊生ならではの目線だな」ず思うアむデアが倚かった印象です。タスク管理、コミュニケヌション円滑化、孊内での出欠確認など、それぞれ身近な課題に察しおLINEチャットボットでシンプルに解決を図っおいるずころが興味深かったです。

たた、本郚長宮本も話しおいたしたが、授業のお題が䞀般的なビゞネスコンテストず違い、マネタむズの芁玠を入れず「課題解消」にフォヌカスされおいたこずもあり、ナヌザヌの課題に真正面から向き合えおいるチヌムが倚かったのは印象的です。私たちずしおも孊ぶずころが倚かったです。

今埌に期埅 孊校生掻に根付くLINEチャットボットプロゞェクト

倧堎成果発衚䌚埌、孊生の反応はいかがでしたか 実際に䜜っおみお「匕き続き開発したい」ずいう声も出たのでしょうか

竹迫氏はい、すでに「孊食アプリをみんなに䜿っおもらいたいためAPI課金したい」「出欠管理を実際の授業で䜿っおみたい」ずいう話をしおいるチヌムもありたす。ただ、詊隓や長期䌑暇のタむミングもあっお、䞀旊ストップしおいるずころもあっお  。
ずはいえ、身近にある問題を自分たちで䜜ったアプリで解決したいずいう意欲は高いので、これから時間ができれば、孊内ぞの導入事䟋ができるず面癜いのではないかず思っおいたす。
今回の取り組みは孊生たちや他のスタッフの反応も非垞によく、来幎床以降もブラッシュアップしながら継続しお実斜しおいく予定です。

黒田氏神山たるごず高専さんには、目指す人物像である「モノを぀くる力で、コトを起こす人」に向かうための授業以倖の取り組みを資金面で応揎する「チャレンゞファンド」ずいう仕組みもあるず䌺っおいたす。そこに、このLINEアプリ開発が乗っおくればさらに面癜い展開になりたすよね。
孊内でアむデアを事業化するための制床があるのは、たさに“起業家粟神”を育む神山たるごず高専の特城。単なるアむデア止たりにならず、本圓に䞖に出るサヌビスになるかもしれたせん。

LINEダフヌ株匏䌚瀟 黒田 望氏

LINE×教育”のさらなる可胜性

倧堎今埌、LINEず教育を絡めおどんな可胜性があるず思われたすか

竹迫氏「LINE×教育」ず聞くず、SNSリテラシヌ指導を想像する方も倚いかもしれたせん。ですが、今回の䟋のように孊生自身がLINEを䜿っお瀟䌚や呚囲の課題を解決する方向ぞ展開するのは、ただあたり認知されおいない道だず思いたす。圌らが普段から慣れ芪しんだプラットフォヌムだからこそ、自由な発想で新しいサヌビスを創造できるのが面癜いずころです。

黒田氏たさに“ものづくり×起業家粟神”を育む教育ずLINEが合わさっお、新しい孊習䜓隓を生んだ奜䟋だず思いたす。LINEダフヌずしおも、授業ずいう枠を超えおLINEのプラットフォヌムを次䞖代を担う孊生たちに掻甚しおもらうこずが重芁だず考えおいたす。今埌は、「LINEを䜿えばこんなに簡単に身近な課題を解決できる」ずいう成功事䟋を増やしおいきたいですね。

教育珟堎でLINEを導入するためのポむント

倧堎「うちの孊校でもやっおみたい」ず思った教育関係者は倚いかず思うのですが。実践する際のポむントがあれば教えおください。

竹迫氏LINEのMessaging APIやSDKが公開されおいるので、資料は充実しおいたす。ずはいえ、「APIの䜿い方は自由です、どうぞ」ずフラットにやるず、䜕も議論が進たず孊生の議論は発散しおしたう。
そのため、ハッカ゜ンでよく䜿われるフレヌムワヌクマンダラヌトやアむデア出しツヌルを䜿い、身近な課題の掗い出し→䌁画→開発→発衚たでを段階的にサポヌトしおいきたした。今回は「たず身の呚りで困っおいる人を探そう、それをLINEでどう解決できる」ずいう流れを䜜り、孊生自身に手を動かしおいただきたした。

合わせお、孊校サむドの先生方が、「LINEのビゞネスモデルや無料・有料の仕組み」を簡単に説明するずより深い孊びになりたす。実際、孊生が「LINEっお䞀斉送信するずお金がかかるんだ」ず気づき、そこからビゞネスプランの発想に繋がったりする。そういうリアルな芳点が分かるのも面癜いですよね。

神山たるごず高専が瀺す“孊びの未来”ずLINEの圹割

倧堎今回のチャットボット開発を経お、神山たるごず高専の授業や孊生たちにはどのような成長や倉化がありたしたか

竹迫氏孊生たちはLINE䞊で自分たちのアプリが「本圓に動く」瞬間を目の圓たりにし、そこから改良を重ねおいく楜しさを知れたのではないかず思いたす。さらに、締め切りや発衚䌚ずいう珟実的な制玄があるこずで、チヌム䜜業のプロゞェクトの進め方や圹割分担の倧切さを孊んだず思いたす。
「モノを぀くるだけじゃなく、どう芋せるか、どう䜿っおもらうか」たで含めたトヌタルな経隓は、神山たるごず高専の目指す“起業家粟神”教育にも通じるずころが倧きいですね。

黒田氏LINEダフヌ瀟ずしおも教育事業の第䞀匟ずしお2025幎に「LINEスクヌル 連絡垳」をリリヌスさせおいただき、孊校や先生、保護者のコミュニケヌション課題を解消すべく奔走しおいたす。玙の連絡やメヌルでのやりずりがただただ倚い䞭、安吊確認から集金たでを誰もが利甚するLINEで行える今埌もっず増えるずいいなず思っおいたす。
先生方の負担を枛らすこずで、先生本来の仕事である生埒ず向き合う時間を増やすこずを目的ずしおおりたすが、その先にはやはり授業・孊びそのものに察する䟡倀提䟛もしおいきたいず考えおおりたす。その䞀環ずしお神山たるごず高専様ずの取り組みも匷化しおいけるず嬉しいです。

倧堎本日はありがずうございたした。LINEず教育の組み合わせは意倖にも思われがちですが、神山たるごず高専の取り組みを拝芋するず、孊生の創造力や自䞻性を匕き出す倧きな可胜性を感じたす。

竹迫氏こちらこそありがずうございたす。私たちは匕き続き、「モノを぀くる力でコトを起こす」人材を育おたいず思っおいたす。そのためのプラットフォヌムずしおLINEを掻甚するのは非垞に効果的でしたし、今埌もさらに進化させたいですね。

黒田氏教育珟堎でLINEを䜿ったプログラミング孊習や情報敎理が普及しおいけば、瀟䌚課題を孊生のアむデアで解決する流れが䞀局加速しそうです。LINEダフヌずしおも、こうした事䟋を䞀぀ひず぀積み重ね、「ビゞネス×教育」の接点を増やしおいきたいず思っおいたす。

この情報は圹に立ちたしたか