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Webマーケティング入門 公開日:2023.01.25

求人募集はリスティング広告がおすすめ! 採用につながるケースやメリット・デメリットを解説

Yahoo!広告

検索エンジンの検索結果上部に表示されるリスティング広告は、多くの人が普段から目にしています。近年ではリスティング広告を利用した求人で、採用活動の成果を高めている企業が増えてきました。

この記事はリスティング広告による求人とは何か、求人にリスティング広告を活用するメリット、活用シーン、注意点、広告運用のはじめかた、成功のポイントなどを解説します。自社の採用活動のパフォーマンス向上にお役立てください。

リスティング広告とは

リスティング広告とは、ユーザーが検索エンジンで入力した語句に連動して、検索結果の上部に表示される広告です。「検索連動型広告」とも呼ばれます。

リスティング広告は、「今」何かのニーズを持っているユーザーに接触できるのが特徴です。キーワードの選び方によっては、自社の広告をピンポイントで訴求できます。また、配信エリアや配信期間などを設定できるのもメリットです。

リスティング広告については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

リスティング広告とは? 初心者でもわかる仕組みや費用、運用方法を解説」を読む

ジョブリスティングとは

ジョブリスティングとは、採用活動に使われるリスティング広告です。例えば「渋谷区 営業職」などのキーワードに出稿する求人広告をジョブリスティングといいます。また、リスティング広告を用いた採用活動をジョブリスティングと呼ぶ場合もあります。

ジョブリスティングは広告をクリックしてもらい、応募フォームやLP(ランディングページ:求人概要を1ページ程度にまとめたページ)に誘導する目的で使われるのが一般的です。

新卒採用にWeb広告を活用する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

Web広告で新卒採用を成功させるには? 成功のポイントや広告の作成方法」を読む

従来の求人広告との違い

ジョブリスティングと従来の広告の違いは以下のとおりです。

ジョブリスティング 求人情報誌や求人サイト
掲載料 クリック課金制(1クリックごとに料金が課金される方式) 固定料金
掲載期間 任意 固定
掲載場所 キーワード選択によって変更可 基本的に不可

古くからある紙媒体の求人情報誌や現在主流のオンラインの求人サイトは、掲載料を支払って掲載してもらう方式です。したがって、たとえ誰も求人広告を閲覧しなくても費用が発生してしまいます。

一方、リスティング広告は、クリック数に応じて料金が発生するクリック課金制です。広告表示だけでは料金が発生しないため、余計な広告費を支払わずに済みます。このほか任意で広告を停止、再開でき、キーワード選定によって掲載場所を変えられる点も、従来の求人広告との違いです

求人にリスティング広告を活用すべきケース

どのような悩みや課題があるときに、リスティング広告は活用できるのでしょうか。ここでは採用担当者の目線で、「予算が少ない」「求める人材に接触できない」などのケースを紹介します。

少ない予算で運用したい

リスティング広告は、少ない予算で採用活動をしなければならない場合に向いています。規模にもよりますが月1万円程度、1日あたり数百円程度からリスティング広告を運用できます。スモールスタートで成果を確認したうえで、広告費を増やしていくという方法もよいでしょう。

また、予算をコントロールしやすいのもリスティング広告の特徴です。例えばYahoo!広告なら1日単位の予算上限を決めておけるため、クリック数が急増しても予算オーバーになりにくい傾向があります。また、毎月設定した額を自動入金できる「自動入金(月定額一括入金)」の機能も使えます。

自動入金(月定額一括入金)について」について詳しく見る

現状の求人・採用施策がうまくいっていない

「見込み度が高い人材と接触できていないのではないか」という課題を持つ企業も、リスティング広告による求人が向いています。例えば、これまで各媒体で求人募集をおこなってきたものの成果(応募・採用)につながらず、人手不足の状態が続いてしまっているようなケースです。

リスティング広告は「今」具体的なニーズを持っている人、「今」気持ちが高まっている人にアプローチできる広告のため、応募という具体的な行動につなげやすい特徴があります。例えば「データエンジニア 在宅 急募」などのキーワードのように、求める人材や雇用条件に関連した検索ページに広告を表示して、効率的に応募に誘導できます。

数字で費用対効果を知りたい

紙媒体の広告では、顧客獲得単価(エントリーした人の数÷広告閲覧数)を正確に測定できません。このため「どのくらいの人が見てくれているのだろう?」「予算は適切なのか?」などと悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか。

リスティング広告なら、広告表示数やクリック数などを、ほぼリアルタイムで確認できます。これらのデータはキーワード単位で集計できるため、どの広告からの応募が多かったかなどの比較分析も可能です。

今すぐ求人募集をかけたい

今すぐに求人募集をかけたい場合も、リスティング広告なら簡単です。Yahoo!広告の場合は、求人広告の入稿から審査期間の3営業日前後を目安に、広告を表示できます。したがって、求人サイトや求人情報誌などより、大幅に早く募集をかけられます。掲載期間の縛りもないため、急ぎの求人のほか、繁忙期における短期雇用の求人などにも使いやすいのが特徴です

審査期間はどのくらいかかりますか?」について詳しく見る

リスティング広告で求人をおこなうメリット

リスティング広告による求人を導入すると、企業側にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは広告費の削減や採用したい人材に効率的にアプローチできることなど、4つのメリットを解説します。

広告費が削減できる可能性がある

リスティング広告はクリック課金制のため、余計な広告費が発生しないのがメリットです。紙媒体の求人広告などでは誰も見ていない状態でも費用が発生しますが、リスティング広告は1クリックごとに料金を支払う仕組みになっています。さらにクリック単価はオークション形式で決められるため、競合が少ないキーワードを選べば、広告費を減らせる可能性もあります。

リスティング広告の運用に慣れてくれば、配信エリアを絞り込んだり、関連度の低い検索語句による広告表示を除外したりできるでしょう。また、過去に自社サイトを訪問した人だけに広告表示する「サイトリターゲティング」という手法も使えます。こうした施策によって、さらに広告費を抑えながら成果を出せるようになります。

サイトリターゲティングとは」について詳しく見る

採用したい人材にアプローチできる

採用したい人材にピンポイントでアプローチできるのも、リスティング広告ならではのメリットです。例えば「看護師 岐阜県 求人」「運転手 長距離 経験者」などのように、自社が求める職種、雇用条件に合ったキーワードで広告を掲載できます。

また「朝ヨガ インストラクター 募集」「フルリモート 勤務 プログラマー」などのように、求職者が検索しそうなキーワードを選んで広告を出稿するのも効果的です。適切なキーワードを選べば、求職者のニーズに呼応するようなタイトルや説明文を書きやすくなり、成果を高められます。

他の求人媒体と違いさまざまな訴求ができる

リスティング広告のタイトルや説明文は、求人広告の各媒体では使えない表現も可能になります。例えば、特定の年齢層や性別への呼びかけも、リスティング広告の掲載基準に沿っており、差別的な表現を使わないなどに注意すれば、さまざまな表現を検討できます。

また、検索ユーザーのニーズを絞れるなら、そこにフォーカスした訴求も可能です。例えば「期間工 社宅 家電付き」というキーワードなら、検索ユーザーは家電付きの社宅がある工場に勤めたいと考えていると推測できます。この場合、社宅設備の充実度や、引っ越してすぐに働きはじめられることなどを説明すれば、応募率を高められるかもしれません。

採用決定後すぐに広告を停止できる

採用が決まったらすぐに広告停止ができるのもリスティング広告のメリットです。広告運用ツールから広告停止ボタンを押すだけで、掲載を止められます

従来の求人広告では、採用活動の期間に関係なく広告費が発生し、求人募集が終わったあとに応募が来ることもあります。募集人数が少なかったり、人気企業で応募者を簡単に集められたりする場合などでは、リスティング広告による求人も検討するとよいでしょう。

リスティング広告との相性がよくないケース

多くのメリットがあるリスティング広告ですが、ターゲット層やキーワードによっては不向きな場合もあります。

オフラインを好む世代がターゲット層である

インターネットで求人情報を探す習慣がない方が多いシニア世代は、リスティングとの相性があまりよくないことがあります。インターネット、スマートフォンが全世代に普及してきたとはいえ、シニア層は紙媒体の求人広告を好む傾向があるからです

普段インターネットで情報検索していない人は、リスティング広告について信用しない場合もあるでしょう。大手求人情報誌への広告では、掲載自体によって信頼される傾向がありますが、リスティング広告にこの効果は期待できません。

シニア世代・高齢者向け広告については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

シニア世代・高齢者向け広告の種類は? Web広告がおすすめな理由と活用方法を解説」を読む

検索ボリュームが極端に少ない

検索ボリュームが極端に少ない場合にも、リスティング広告は不向きです。検索ボリュームとは、検索エンジンで特定のキーワードが検索される回数です。検索ボリュームが少ないと、そもそも広告を見る人がいないため、流入につながらない可能性があります

例えば、「○○株式会社 求人」などのキーワードは、自社の知名度がそれなりになければ、極端に検索ボリュームが少なくなってしまうでしょう。このような場合は、「職種名 求人」などで広告を出す方法もあります。

また、認知度向上のための広告を配信したうえで求人するなど工夫が必要です。例えばWebサイトの広告枠に表示される「ディスプレイ広告」を就活サイトなどに出すなどして知名度を上げれば、自社に関連したキーワードで検索されるようになります。

リスティング広告で求人をおこなう流れ

リスティング広告で求人をおこなう流れ画像

ここでは、Yahoo!広告におけるリスティング広告運用を例にとり、広告管理ツールへのログインから広告配信までを5つのステップで開設します。

Yahoo!広告の初期設定代行サービスについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

はじめての広告制作&初期設定を無料で代行します」について詳しく見る

1:アカウント開設

アカウント開設から広告管理ツールにログインするまでの手順は以下のとおりです。
Yahoo!広告のお申し込みには、Yahoo! JAPAN IDが必要です。

  1. Yahoo!広告のアカウントを開設します。
    以下のYahoo!広告 お申し込みフォームにて、「Yahoo! JAPAN IDでログイン」ボタンを押してログインします。会社情報(会社名、電話番号など)、管理者情報(氏名、メールアドレスなど)、認証情報(SMSを使える携帯電話番号)を登録して、Yahoo! JAPANビジネスIDとパスワードを取得します。
    Yahoo!広告 お申し込みフォーム
  2. 広告管理ツールにログインします
  3. 広告管理ツールが表示されます

2:予算など配信条件の設定

予算決定から配信条件の設定までの流れは次のとおりです。

  1. 1日あたりの予算を決める
    例)月6万円の場合、6万円÷30日=2,000円、など
  2. 1日あたりで獲得したいクリック数(LPや応募フォームへの誘導数)を決める
    例)20回、など
  3. クリック単価を算出する
    例)クリック単価=1日あたりの予算÷目標クリック数=2,000円÷20回=100円
  4. 3で算出したクリック単価を目安に広告グループの入札価格を設定します。

1日あたりの予算が少なすぎたり、クリック単価が安すぎたりすると、リスティング広告が表示されなくなる可能性があります。Yahoo!広告の「キーワードアドバイスツール」を使うと入札単価の相場を調べられるため、事前にチェックしておくとよいでしょう。

予算など配信条件の設定については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

ステップ2:1カ月の広告予算と、広告のクリック単価を決めましょう」について詳しく見る

3:広告文の作成

リスティング広告には、タイトル、説明文、最終リンク先URLの3つが必要です。例えば、「ヨガ 講師 募集」のキーワードにヨガ教室の講師を募集する広告を出すなら、次のような内容が考えられます。

タイトル 未経験OK!ヨガ講師として働きませんか?
説明文 働きながらキレイになれるヨガ教室の講師として働きませんか?8割の人が未経験からヨガ講師になっています。職場、応募はコチラ
最終リンク先URL 求人サイトの応募フォームのURL

ポイントは検索語句をなるべくタイトルや説明文に含めることです。検索ユーザーの目にとまりやすくなるうえ、検索ニーズとも一致しやすくなるからです。求める人物像や訴求したいメリットも簡潔に含めましょう。

広告文の作成については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

ステップ3:広告を作りましょう」について詳しく見る

リスティング広告の文字数については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

リスティング広告の文字数を解説! 広告文のポイントと効果的な作り方」を読む

4:広告費用の入金

次にアカウントに広告費を入金します。入金にはクレジットカードか銀行振り込みが選べますが、ここではクレジットカードの例で説明します。

  1. 入金管理画面を開きます
  2. クレジットカード情報を入力
  3. クレジットカード情報を登録
  4. 「元のサービスへ戻る」で広告管理ツールに戻る
  5. 登録したクレジットカードから入金する

入金方法は次の3つがあります。

手動入金:金額を指定して入金

自動入金:残高がなくなった場合、指定の金額を入金

自動入金(月定額一括入金):設定した金額を毎月1日に1回入金

入金でよくある失敗は、手動入金忘れやカードの有効期限切れで入金されず、残高がゼロになって広告が停止してしまうことです。また、自動入金設定にしており、クリック数が急増した際に予算オーバーになってしまうケースもあります

広告費用の入金については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

ステップ4:広告費用を入金しましょう」について詳しく見る

リスティング広告の費用については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

リスティング広告の費用はどのくらい?相場や予算の決め方、手数料を解説」を読む

5:配信開始?広告効果の確認

配信開始後は広告効果を確認します。

  1. キャンペーン管理画面を表示する
    広告管理ツール→「検索広告」タブをクリックする
  2. 基本指標から順に確認する
    掲載結果を確認する基本指標は以下の3つです。
    • インプレッション数:広告が表示された数
    • クリック数:広告がクリックされた数
    • クリック率:クリック数÷インプレッション数

インプレッション数が少ないなら、広告を見てもらえていないためキーワード設定や、入札単価、ターゲット設定(地域、配信時間帯など)を見直します。またクリック数、クリック率の値が低い場合は、広告文が魅力的か、キーワード(検索ニーズ)との親和性があるかなどをチェックしましょう。

広告効果の確認については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

ステップ5:広告の掲載結果を確認しましょう」について詳しく見る

各基本指標については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

インプレッションとは? 関連指標や増やす方法を紹介」を読む

クリック数とは? 用語の使い方や広告運用に欠かせないクリックカウント&改善方法を解説」を読む

リスティング広告の平均クリック率(CTR)とは? 改善メリットとポイントを詳しく解説」を読む

リスティング広告で求人を成功するためのポイント

ここではリスティング広告で求人を成功させるために重要な4つのポイントを解説します。

ターゲット層を明確にする

ターゲット層を明確にしてから配信することが成果を出すために重要です。ターゲットが不明確では自社に関心がある人に効率的に広告表示できないため、クリック数は伸びません。特に検索ボリュームが多いキーワードに広告を出稿すると、無関係なユーザーからクリックされて余計な費用が発生するリスクが高くなるので注意しましょう。

もともとリスティング広告はニーズが顕在化した少数のユーザーを狙い撃ちにする手法です。もし広範囲の潜在層に対して認知度を向上させたいなら、ディスプレイ広告や雑誌広告などを使ったほうが効果的です。

ターゲットについて、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

ターゲットとは? 重要性やSTP戦略との関係性、設定の方法やWeb広告に活用するポイント」を読む

採用ページのつくりにこだわる

リスティング広告自体だけでなく、リンク先の採用ページにもこだわりましょう。求人広告のゴールは応募フォームからの申し込みですから、クリックしたユーザーが採用ページで離脱してしまわないよう注意します。

そのため、応募フォーム、または応募フォームへのボタンが一目でわかるように採用ページを設計します。応募意欲が高いユーザーは、すぐに応募フォームが見つからないと離脱してしまうかもしれません。迷わずに応募フォームに辿り着けるようにページを設計しましょう。

また、応募フォームの必須入力項目も検討しましょう。正社員募集の場合は入力項目が多少多くても離脱されません。一方、アルバイトの場合、少しでも面倒だと離脱される可能性が高まります。上記は一例ですので、ターゲット層に合わせて応募フォームを最適化しましょう。

思わずクリックしたくなる広告文を作成する

リスティング広告は形式的な文章になりがちですが、思わずクリックしてしまうような魅力的な広告文を検討しましょう。求人広告の説明文で重要なポイントをいくつか紹介します。

  • 具体的な数字を入れる
    給与、時給、採用実績などで具体的な数字を上げると訴求力が高まります。
  • 「あなた」に向けた広告であるとアピールする
    「未経験者歓迎」「島根県へのU・Iターン転職の方へ」など、誰に向けた広告なのか明示するフレーズを入れます。
  • 行動喚起フレーズを入れる
    「お気軽にお問合せください」「24時間Web受付中」「一緒にイノベーションを創り出しませんか」など、応募意欲が湧くようなフレーズを入れます。

広告運用は継続的におこなう

リスティング広告は短期間で成果が出るものではないため、中長期的な目線で取り組みましょう。リスティング広告はターゲットに絞って情報を届けやすい反面、アプローチできる数は限られるため、すぐに結果が出るとは限りません。

少なくとも3ヶ月以上は運用し、キーワードや広告文の見直しなどを続けていきましょう

リスティング広告の求人を少額資金からはじめてみよう

リスティング広告を採用活動に利用する企業が増えています。特定のニーズを持つ人に意欲が高まったタイミングで広告表示できるリスティング広告の特徴を上手に利用すれば、応募数を増やせるでしょう。

リスティング広告は少ない広告費からはじめられるうえ、広告費を管理しやすく、成果測定も簡単です。現在の採用活動の一つにリスティング広告を加えて、まずは少額から運用をスタートしてはいかがでしょうか。

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