Yahoo!広告の自動運用を簡単に。「Yahoo!広告 スクリプト」とは?
2023年2月15日(水)、ヤフーは「Yahoo!広告 スクリプト」をリリースしました。本稿ではその概要を説明します。
Yahoo!広告 スクリプトとは
Yahoo!広告の入稿、配信設定変更、レポート作成などの運用自動化を支援する、JavaScriptベースのツールです。Yahoo!広告をご利用いただいている広告主・代理店の皆さまはYahoo!広告 スクリプトをご活用いただけます。
※JavaScript(ジャバスクリプト):ウェブサイトやシステムの開発に使われているプログラミング言語
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広告管理ツール:ツールから「Yahoo!広告 スクリプト」へ
Yahoo!広告 スクリプトで実現できること
Yahoo!広告 スクリプトは広告運用自動化の手段のひとつです。例えば、定期的に発生するパフォーマンスレポートの作成やルールに基づいた入札単価の調整が可能です。
活用例1_定期的なレポートを自動でスプレッドシートに出力
Yahoo!広告 スクリプトを活用して、自動で定期的なレポートをGoogleスプレッドシート(無料の表計算ツール)に出力できます。一例を挙げると、色々な種類のレポートを毎回手動で広告管理ツールからダウンロードする場合、特定のスプレッドシートにシートを分けて出力するように設定可能です。これにより、日次や週次で作成しているレポートを毎回手動で広告管理ツールからダウンロードすることなく、あらかじめ設定した形式でスプレッドシートに出力できます。
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スクリプトを実行して、出力したレポートを書き込める
活用例2_天気予報を利用した広告配信
Yahoo!広告 スクリプトを活用して、Yahoo!天気・災害の天気予報データに基づいた広告配信設定ができます。例えば、雨の日にコンバージョン率が上昇するAAAという商品がある場合、雨の日の定義をあらかじめ決めたうえで、雨の日に合わせて広告オンオフを自動で切り替えるなどの設定ができます。また、その結果をメールやメッセージングアプリであるSlack(スラック)などに通知可能です。
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スクリプトの実行結果をSlackとメールで通知できる※よくある質問
広告運用ツール別の特徴比較
Yahoo!広告 スクリプトは、Yahoo!広告 APIと同じく運用業務自動化の実現が可能です。加えて、サーバーなどの開発環境が必要なAPIと異なり、広告管理ツールの専用画面に貼り付けるだけで実行できるため、担当者のリソースを最小限に抑えながらカスタマイズなどの実現も可能です。ぜひ、Yahoo!広告 スクリプトをご活用ください。
Yahoo!広告 スクリプト |
Yahoo!広告 API | キャンペーン エディター |
広告管理ツール | |
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エンジニアリソース | 不要 * | 必要 | 不要 | 不要 |
利用 メリット |
業務の自動化 運用のカスタマイズ |
業務の自動化 運用のカスタマイズ |
入稿データの一括操作 | 広告運用の基本操作 配信実績の可視化 |
ユースケース | ・レポート作成の自動化 ・外部ツールへのデータ出力 ・天気予報に連動した広告配信 |
・レポートのカスタマイズ ・アカウント運用の自動化 ・他システムとの連携 |
複数キャンペーンの 大量データを一括で編集 |
・アカウントごとの配信 実績を可視化 ・小規模の広告配信設定 |
Yahoo!広告 スクリプトについての詳細は、以下「Yahoo!広告 スクリプト」をご確認ください。
※以下のオンラインセミナーは終了しました。セミナー詳細はYahoo!広告 スクリプトを始めよう。「スタートアップセミナー」レポートよりご確認ください。
無料オンラインセミナーのお知らせ
2023年3月3日(金)にYahoo!広告 スクリプトの機能の詳細や利用方法をお伝えする無料のオンラインセミナーを開催いたします。
■セミナー名: Yahoo!広告 スクリプト スタートアップ
■開催日時: 2023年3月3日(金)午後4時~午後5時
■セミナー内容(予定):
・Yahoo!広告 スクリプトの機能について
・ユースケースの紹介
・広告管理ツールのデモ画面にて操作方法の説明
・今後の展開について
・質疑応答
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