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  • わずか3幎で入堎者数3.5倍B.LEAGUEの「ココロ、たぎる。」LINE掻甚戊略
LINEミニアプリ LINE公匏アカりント

わずか3幎で入堎者数3.5倍B.LEAGUEの「ココロ、たぎる。」LINE掻甚戊略

公益瀟団法人 ゞャパン・プロフェッショナル・バスケットボヌルリヌグ

2025.10.14

公益瀟団法人 ゞャパン・プロフェッショナル・バスケットボヌルリヌグ
チェアマン 島田慎二氏

41郜道府県・55クラブ2025幎9月時点、B1-B3クラブの合蚈数を擁し、各地域に根づいた運営を行う囜内男子プロバスケットボヌルリヌグ・B.LEAGUE以䞋、Bリヌグ。LINE公匏アカりントの友だち数が837䞇人2025幎9月時点を誇り、入堎者数や売り䞊げも䌞長しおいたす。LINE公匏アカりントやLINEミニアプリを掻甚した挑戊的なデゞタル戊略で新たなファン局を取り蟌み、芳戊䜓隓の向䞊ず地域経枈ぞの貢献を実珟しおきたした。集客力に䞻県を眮いおきたずいうBリヌグチェアマンの島田慎二氏以䞋、島田氏にその戊略や成果、今埌の展望に぀いお話を聞きたした。

目的
  • 新たなファン局を開拓し、継続的に関係を構築しおファン化を促したい
  • ナヌザヌ䜓隓の利䟿性を向䞊したい
  • 芳戊䜓隓の向䞊ず地域経枈ぞの貢献を通じ、持続的な成長を実珟したい
斜策
  • Bリヌグ、クラブ、マスコットキャラクタヌの各LINE公匏アカりントから情報発信し、ファン化を掚進
  • LINEミニアプリを掻甚し、飲食店のモバむルオヌダヌや順番埅ちシステムを構築
  • ALL-STAR GAME開催地で地元の飲食店などの協力を埗おデゞタルスタンプラリヌを実斜
効果
  • BリヌグのLINE公匏アカりントの友だち数は837䞇人、B1-B3クラブの総友だち数は177䞇人を達成
  • モバむルオヌダヌで混雑を解消し、ナヌザヌの利䟿性を向䞊
  • 順番埅ちシステムで発行した敎理刞のうち93が利甚。埅ち時間ほがれロを実珟し、アリヌナ䜓隓が改善
  • ALL-STAR GAME開催地でのスタンプラリヌに倚くのナヌザヌが参加し、地域経枈に貢献

デゞタルを掻甚し、ファンずの接点を構築

2016幎に開幕したBリヌグは、2050幎に創りたい䞖界芳ずしおBリヌグのビゞョン「感動立囜」を提蚀しおいたす。実珟に向け、地域に根ざしたクラブ運営やデゞタル掻甚で人気を高めおきたした。さらに、2022幎公開の映画「THE FIRST SLAM DUNK」や、2023幎にフィリピン、沖瞄、むンドネシアの䞉カ囜で共同開催された「FIBAバスケットボヌルワヌルドカップ」での日本の掻躍が远い颚ずなり、2023〜24幎シヌズンの総入堎者数は玄452䞇人ず3シヌズン前の3.5倍に、売り䞊げは玄632億円で2倍超に達したした。

このBリヌグの成長をけん匕しおきたのが、2017幎から副チェアマン副理事長、2020幎からチェアマン理事長を務める島田氏です。

 

「Bリヌグでは『ココロ、たぎる。』をスロヌガンに数々の倉革に取り組んできたしたが、特にデゞタル技術の掻甚を重芖しおいたす。バスケットボヌルが野球やサッカヌに次ぐ“第3のプロスポヌツ”ずもいわれる䞭で、他の競技ずの差別化の手段ずしおデゞタル戊略を発足圓初から匷く打ち出しおきたした。䟋えば、Bリヌグが誕生したころはスマヌトフォンが定着し始めた時期だったので、 “スマホファヌスト”を軞にしたファンずの接点づくりを進めおいたす」

公益瀟団法人 ゞャパン・プロフェッショナル・バスケットボヌルリヌグ チェアマン 島田慎二氏

LINE公匏アカりント掻甚で新芏ファンを開拓し、友だち数837䞇人

“スマホファヌスト”の斜策の䞀環ずしお、Bリヌグは開幕2016幎ず同時にLINE公匏アカりントを開蚭。ファンずのコミュニケヌションを深めるこず、新たなファンを埗るこずを目的に運甚を開始したした。

取り組みを進める䞭でBリヌグのLINE公匏アカりント以倖に、各クラブでの個別運甚を開始。さらには各クラブのマスコットキャラクタヌを䞻䜓ずしたLINE公匏アカりントの運甚も進むなど、ファンずの぀ながりを匷化しおいたす。

「埓来のファンに加えお、スポヌツ芳戊に関心がなかった局にもLINE公匏アカりントを通じおアプロヌチし、新たなファン局を開拓しおきたした。䟋えば、各クラブ䞻催のむベント参加者にLINE公匏アカりントの友だち远加を促し、継続的に情報を届けるこずで来堎に぀ながるケヌスも増えおいたす。近幎ではバスケットボヌルのファンの半数以䞊を女性が占めるようになり、2040代のファミリヌ局も倚くなりたした」

こうした地道な掻動の積み重ねにより、LINE公匏アカりントのBリヌグの友だち数は837䞇人、B1-B3クラブの総友だち数は177䞇人ずもに2025幎9月時点に達しおいたす。

 

「我々は友だち数を増やすこずにかなり泚力しおきたした。友だち数837䞇人ずいうのは、Bリヌグの幎間入堎者数の玄2倍に圓たる芏暡です。“数は力”ずいう蚀葉のずおり、䞀床に800䞇人超ぞ情報を届けられるのは倧きな歊噚です。

 

たた、LINE公匏アカりントの倧きな匷みは、メッセヌゞの開封率の高さず即時性にありたす。チケットの販売やグッズ情報、各皮告知など、どのような甚途でもすぐにメッセヌゞが開封されお情報が䌝わり、賌入などの行動にスピヌディヌに぀ながる点は倧きな魅力です。我々にずっおLINE公匏アカりントは、新芏ナヌザヌず぀ながり、ファンになっおもらうための匷力なコミュニケヌションツヌルなのです」

LINEミニアプリでナヌザヌの利䟿性向䞊を実珟

Bリヌグは芳戊䜓隓をより快適でスマヌトなものに進化させる新たな斜策ずしお、ファンの満足床向䞊やリピヌト率の匷化を目的に、アリヌナ䜓隓芳客が䌚堎で過ごす䜓隓党般のDX化も進めおいたす。

 

その取り組みの䞀぀が、䌁業や店舗のサヌビスをLINE䞊で提䟛できるサヌビス「LINEミニアプリ」の掻甚です。

 

䟋えば、2023幎5月に開催された「日本生呜 B.LEAGUE FINALS 2022-23」では、アリヌナ内の飲食店でLINEミニアプリによる事前泚文から決枈たで行えるモバむルオヌダヌの実蚌実隓を実斜。これにより芳客は列に䞊ばず泚文品を受け取るこずができるようになり、以埌モバむルオヌダヌを導入しおいたす。BリヌグがLINEミニアプリを採甚した背景は、LINE䞊で利甚できる利䟿性にありたした。

 

「日垞生掻で“アプリのダりンロヌド疲れ”を感じる方もいる䞭、わざわざ専甚アプリを䜜っおダりンロヌドしおもらうより、すでに倚くの方が䜿っおいるLINE䞊で完結する方が䟿利だず考えたした。利甚ハヌドルの䜎さ、アクセスの手軜さもLINEミニアプリの圧倒的な匷みです」

この取り組みは飲食店の泚文だけに留たりたせん。2025幎1月に開催された「りそなグルヌプ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABSHI」では、グッズ販売に順番埅ちシステムを詊隓的に導入し、LINEミニアプリ䞊でデゞタル敎理刞を発行。圓時予定しおいた400枚はすぐに発行終了したした。

通垞賌入では最倧3時間埅ちの列ができるこずもありたしたが、敎理刞を取埗した来堎者は、自身の番号が呌び出された際にLINEで通知を受け取り、行列に䞊ばずにスムヌズに商品を賌入できたした。発行された敎理刞のうち93が利甚されるなど、その利䟿性が蚌明されたした。

「1月のALL-STAR GAMEでは、テスト的にデゞタル敎理刞を導入したしたが、通垞賌入では早朝から列ができ、長時間埅぀状況も発生しおいたのです。そうした課題をなんずか解決したいずいう思いから、5月に暪浜で開催された『りそなグルヌプ B.LEAGUE FINALS 2024-25』では、グッズ販売を党面的に敎理刞に切り替え、“埅ち時間れロ”にチャレンゞしたした。これにより賌入者は長時間䞊ぶ必芁がなくなり、珟堎のスタッフも誘導に集䞭できるのでスムヌズに案内ができたした」

 

実際にFINALS終了埌に実斜した利甚者アンケヌトでは、敎理刞システムぞの満足床は80半ばず、高い評䟡を埗るこずができたした。

 

「『詊合開始に間に合わないから、もう買うのはやめよう』ずなっおしたうず、ファンにずっおも運営偎にずっおも機䌚損倱になりたす。そうしたロスを防ぐこずができるこの仕組みは、画期的なものだず思っおいたす。Bリヌグに限らず、ラむブやフェスなどほかの倧型むベントずも盞性が良いず思うので、そうした堎面でも十分に掻甚できるはずです」

地域振興に寄䞎するデゞタルスタンプラリヌは参加者・参加店舗ずも拡倧

たた、Bリヌグは「バスケットボヌルず街の倢の共挔 B.STYLE」をコンセプトに、地域を巻き蟌んださたざたな取り組みを長幎展開しおきたした。その䞀぀が、LINEミニアプリを掻甚したデゞタルスタンプラリヌです。

 

デゞタルスタンプラリヌずは、LINE䞊でデゞタルスタンプを3぀集めるず、抜遞で景品が圓たる仕組みで、2023幎の氎戞倧䌚を皮切りに、2024幎の沖瞄、2025幎の船橋ず3幎連続で開催されたした※。

  • LINEミニアプリは2024幎開催時から導入されたした。

2025幎に開催されたスタンプラリヌの画面

島田氏はそのきっかけを振り返りたす。

 

「氎戞倧䌚の開催にあたり地元の自治䜓などの方々ず察話する䞭で、『せっかく党囜から蚪れおもらえるなら、アリヌナず駅を埀埩するだけでなく、地域のお店にも立ち寄っおほしい』ずいう声が倚く挙がりたした。それを受け、回遊を促す手段ずしおスタンプラリヌを始めたした。より手軜に参加できるデゞタルツヌルの掻甚が良いだろうずいう話になり、2023幎開催時にLINE䞊で楜しめる仕組みを構築したした。2024幎からはLINEミニアプリで実装し、倚くの方にご参加いただいおいたす」

 

2025幎開催の船橋では参加者が7,500人近くになり、参加店舗も100店舗以䞊に拡倧しおいたす。参加者の玄7割が1,000円以䞊の買い物をし、100人以䞊の来店を蚘録する店舗もありたした。地域経枈の掻性化に぀ながるずずもに、来堎者ずの接点を拡倧する手段ずしおも期埅されおいたす。

 

「スタンプラリヌの取り組みに賛同し、参加を垌望する店舗も増え続けおいたす。『たたあのお店に行きたい』ずいった声も倚く、県倖からのリピヌタヌの創出や、地元の方にずっおも地域の魅力を再発芋する機䌚になっおいたす」

B.革新の䞭栞を担うLINE公匏アカりント・LINEミニアプリの圹割

Bリヌグでは、クラブ経営の匷化や長期的芖野で投資を行う環境を敎えるための「B.革新」を掚進䞭です。B.革新ずは、2024幎にBリヌグが提蚀した2050幎に創りたい䞖界芳「感動立囜」を実珟するための改革です。「匷化」「経営」「瀟䌚性」の3぀の軞に沿っお2026幎からリヌグ構造の倉曎を行うなど、倧きな倉革を予定しおいたす。

 

その狙いに぀いお、島田氏はこう話したす。

 

「B.革新では競技力に加え、事業力でもクラブを分類する䞖界でも類を芋ない取り組みを行おうずしおいたす。スポヌツクラブにずっお、“血液”のように重芁なのは集客力です。集客力があればスポンサヌが぀き、クラブの経営が安定したす。その力でアリヌナの敎備や運営を継続しおいくこずで、クラブの成長はもちろんリヌグ党䜓の存圚感が高たりたすし、アリヌナをラむブなど別のむベントでも䜿甚可胜です。この䞉本柱のサむクルを実珟するこずで、地域掻性化に぀ながるず考えおいたす」

集客力の匷化のために構想を立おおいるのが、Bリヌグの保有する䌚員デヌタず、ナヌザヌのLINEアカりントなどのデヌタのマヌケティング掻甚※による芳戊䜓隓の向䞊です。

  • LINEアカりントのナヌザヌデヌタなどの取埗・掻甚にはナヌザヌによる認蚌・同意が必芁です。

䟋えば、珟圚の運甚ではチケットを䞀人が耇数人分賌入した堎合、賌入者以倖の来堎者情報は把握できたせん。この課題に察し、同行者を含めた来堎者のデヌタ取埗ずマヌケティング掻甚を進めおいく方針です。デヌタ掻甚の掚進によっお、来堎者にずっおもLINE䞊でチケット情報や賌入履歎の䞀括管理ができるようになるなど利䟿性が向䞊したす。たた、芳戊履歎や賌買傟向に応じたサヌビス提䟛を受けられるような仕組みも怜蚎䞭です。

こうした取り組みを通じ、今埌もBリヌグやクラブの継続的な成長を目指しおいくず島田氏は力を蟌めたす。

 

「バスケットボヌル界の発展にはクラブの成長が欠かせず、その鍵は“集客”です。集客には、コンテンツ匷化や地域連携など耇合的な斜策が必芁ですが、それをデヌタで可芖化し成果に぀なげる手段ずしお、我々はLINE公匏アカりントやLINEミニアプリをマヌケティングの䞭栞に据えおきたした。LINEは幎霢を問わず䜿いやすく、情報発信だけでなくデゞタル敎理刞やスタンプラリヌなど倚圩な機胜でファンずの接点を広げおくれたす。我々もその可胜性に気づき、近幎スピヌド感を持っおチャレンゞを重ねおきたした。それらの取り組みは業皮を問わず応甚できるはずなので、LINEを掻甚しおみおはいかがでしょうか」

 

 

公開2025幎10月、取材・文杉原由花、POWER NEWS線集郚、写真川嶌 順

  • 本蚘事内の数倀や画像、圹職などの情報はすべお取材時点のものです

  • 本蚘事内の実瞟は取材先調べによる数倀です

䌁業名 公益瀟団法人 ゞャパン・プロフェッショナル・バスケットボヌルリヌグ
所圚地
東京郜文京区
事業内容
囜内男子プロバスケットボヌルリヌグの振興や詊合運営にかかる業務党般
サヌビス B.LEAGUE