中小企業のDXをパートナーと支援「カスタマーグロースコンソーシアム」とは
LINEヤフーは2026年7月22日、中小企業の事業成長と地域経済の活性化を目指す「カスタマーグロースコンソーシアム」を発足しました。本コンソーシアムでは、LINEヤフーがハブとなり、コミュニケーションアプリ「LINE」を共通基盤として、技術支援を担うTechnology Partner、導入・運用支援を担うSales Partner、自治体や地方銀行など地域に根ざしたネットワークが連携。LINEミニアプリの開発や導入・運用支援などを通じて、中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を後押しします。本記事では、カスタマーグロースコンソーシアムの発足背景や体制、具体的な取り組み、参画するTechnology Partnerについて紹介します。
目次
1. 中小企業のDXを進める上での課題
日本企業の99.7%(*1)を占める中小企業の持続的な成長に向けて、顧客との接点づくりや関係構築にデジタル技術を活用することは重要なテーマの一つです。一方、デジタル化の必要性を感じていても、実際の導入や継続的な活用にあたってはさまざまなハードルがあります。
本コンソーシアムでは、中小企業がデジタル化を進める上で直面する課題として「コスト」「自社に適したユースケースの選定」「導入後の運用」の3つに着目しています。
1: 出典:中小企業庁「中小企業施策について」(2025年5月26日)
コスト
一つ目は、導入費用の高さや投資対効果の見えづらさです。システムを個別に開発する場合、導入にかかる費用が大きくなることがあります。本コンソーシアムでは、「デジタル会員証」や「レジシステムとの連携」といった汎用性の高い共通機能を活用し、必要な機能を組み合わせた「パッケージ」を提供することで、個別に開発する場合と比べて導入コストを抑えることを目指します。(*2)
2: 提供されるパッケージや価格、機能はTechnology Partnerによって異なります
自社に適したユースケースの選定
二つ目は、自社に適したユースケースや活用方法を選ぶ難しさです。「デジタル化したい」と考えていても、どの機能を選び、どのように活用すれば良いのかを迷う場合があります。本コンソーシアムでは、Technology Partnerが業界や用途に応じたLINEミニアプリのパッケージや個別開発を提供します。さらに、LINEヤフーが各種パッケージと事業者のマッチングを支援します。
導入後の運用
三つ目は、導入後の運用です。デジタルツールを導入しても、日々の運用やマーケティングへの活用まで十分に手が回らず、継続的な活用が難しくなる場合があります。本コンソーシアムでは、Sales Partnerが導入手続きから日々の運用までをサポートします。
また、地方銀行や商工会議所、自治体などの地域ネットワークとも、DXを必要とする地域の中小企業とのマッチングや、取り組みの周知などで連携します。
2. Technology Partner、Sales Partner、LINEヤフーの役割
中小企業のDXを支援するには、サービスの提供だけでなく、導入後の運用や営業支援など、さまざまな専門性が求められます。そこで本コンソーシアムでは、異なる強みを持つプレーヤーが連携。Technology Partnerの開発力、Sales Partnerの導入・運用支援、地域の支援ネットワーク、LINEヤフーのマーケティング基盤など、それぞれの強みを生かして中小企業のDXを支援します。
Technology Partner(技術パートナー)
Technology Partnerは、技術やサービスを具体化し、LINEミニアプリのパッケージや個別開発を提供します。コンソーシアムには、デジタル会員証、CRM、予約、EC、順番待ち、スタンプラリー、販売促進キャンペーンなど、さまざまな用途に対応するTechnology Partnerが参画しています。
Sales Partner(セールスパートナー)
Sales Partnerは、LINE公式アカウントやLINEミニアプリを利用する企業に対して、導入手続きから日々の運用までをサポートします。
LINEヤフー
LINEヤフーは、マーケティングのハブとしてコンソーシアム全体を統括します。各種パッケージと事業者のマッチングを支援するほか、プロモーションや事例共有などを後押しします。Technology Partner、Sales Partner、地域ネットワークなど、それぞれ異なる強みを持つ企業・団体をつなぐことがLINEヤフーの役割です。
3. 参画するTechnology Partnerとサービス
カスタマーグロースコンソーシアムには、LINEミニアプリをはじめとするサービス・ソリューションを提供する企業が、本コンソーシアムにおけるTechnology Partnerとして参画。それぞれの企業が持つ強みを生かし、中小企業の課題やニーズに応じたサービスを提供しています。
2026年9月8日時点の参画企業と、主なサービス・用途を紹介します。(*3)
| Technology Partner | 主なサービス | 主な用途 |
|---|---|---|
| IRISデータラボ株式会社 | Atouchストア | EC |
| エボラニ株式会社 | anybot | 販促キャンペーン・ゲーム・顧客管理 |
| OH MY GOD株式会社 | ザ・スタンプラリー / ザ・クーポン | ザ・スタンプラリー / ザ・クーポン |
| 株式会社ギックス | マイグル | スタンプラリー・回遊促進 |
| 株式会社クウゼン | LINEミニアプリ 個別開発 | 予約・会員証 |
| 株式会社TimeTechnologies | Ligla ミニアプリCRMパック | スタンプラリー・抽選・顧客管理 |
| 株式会社デジタルライン | Dline 「LINE応募キャンペーン」 | 販促キャンペーン |
| ビートレンド株式会社 | betrend | 会員証・ポイント・顧客管理 |
| Play Technologies株式会社 | ポチコ | 予約 |
| 株式会社ブレイブテクノロジー | matoca / yoboca | 順番待ち / 呼び出し |
| 北海道デジタル・アンド・コンサルティング株式会社 | EDWARD | 会員証・ポイント・顧客管理 |
| マインドフリー株式会社 | GEPPYキャンペーン / GEPPY ミニアプリ | 販促キャンペーン / ゲーム |
| 株式会社ヤプリフードコネクト | MembersCard | 会員証・ポイント・顧客管理 |
| SmartWait / Takeout | 順番待ち・ 受付 / テイクアウト |
3: 参画企業・サービスは2026年9月8日時点の情報です。提供内容や名称などは変更となる場合があります
4. LINEを活用したDXを検討している企業の皆さまへ
「LINEを活用したいが、自社にどのサービスが適しているか分からない」といった段階でもご相談いただけます。例えば「店舗の会員証をデジタル化したい」「予約や順番待ちの受付を効率化したい」「LINEを活用したECやキャンペーンを始めたい」「自社の要件に合わせたLINEミニアプリを開発したい」など、LINEを活用したDXをご検討の際は、以下のお問い合わせ窓口からご相談ください。
本コンソーシアムが目指すのは、中小企業がLINEを活用してお客さまとの接点をつくり、継続的な関係を築くことで、事業成長につなげていくことです。LINEヤフーは、パートナーの皆さまとともに、そのための環境づくりを進めていきます。
カスタマーグロースコンソーシアムについて、まずはお気軽にご相談ください。
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